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G.X.Jupitter-Larsen & The New Blockaders “Live At The Schimpfluch Carnival”
イギリスを代表するノイズ・グループTNBことThe New Blockadersとアメリカを代表するノイズ・ミュージシャンG.X.Jupitter-Larsen (The Hatersを名乗る)のコラボライブ録音作が、本作品です。スイスのアクショニズム・グループSchimpfluch Gruppeが主催する企画でのライブのようです。片面はTNB(この時のメンバーはどうもRichard Rupenus, Mark Durgan, Michael Gilliam, Phil Julianのようです)とGXのがっぷりよつのぶつかり合いで、TNBの放出するガキガキ/ゴツゴツした金属音とGXの不明瞭だが強力なノイズ音が絡み合い、凄まじい音塊になって、リスナーの耳を直撃します。もう片面は、西海岸LAFMSの重要人物の一人Ace Farren FordとGXのコラボ音源にTNBが協力する形で行われたようです。このテイクでは、主体は、恐らくAceが吹く緩やかでジャジーなサックスが主体をなし、真にフリーな音楽を奏でています。始めはGXの出す通奏低音のようなノイズが聴けますが、途中から観客の歓声らしき音も混じっていますが、、、これはワザと?と言うか、これはライブ音源を使ったスタジオ録音ではないのかな?
また、機会がある時に、TNBやGX(The Haters)のことは個別に書きたいとは思いますが、今回はコラボライブ音源と言うことで、細かいことは省略させて頂きました。因みに、両者のキーワードは「ニヒリズム」ですので、そこからの観点で聴いてみても良いかと思います。
この作品も250枚限定のクリア盤なのですが、更に7inchが付いたスペシャルな限定盤(50部)、更に更にこれに7inchが付いてハンドメイドのジャケから成る超スペシャルな限定盤(10部)もあるようです。
もし、ノイズ・ミュージックに興味がある方は、TNB (The New Blockaders)とG.X. Jupitter-Larsen(The Haters)の名前は覚えておいて下さい。きっと良い作品に出会えると思います。
★A: GX Jupitter-Larsen With The New Blockaders “Live At The Schimpfluch Carnival” (22:44)
★B: Ace Farren Ford & GX Jupitter-Larsen With The New Blockaders “These Things Happen” (14:00)
A: GX Jupitter-Larsen With The New Blockaders “Live At The Schimpfluch Carnival” (22:44)
https://youtu.be/rCrmC5bzC68?si=GFfO858LgxUP0LZ1
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