Asmus Tietchens “4K7”より”Musik An Der Grenze” LP3

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Asmus Tietchensボックスの3枚目”Musik An Der Grenze”は1982年にYHR Tapesからリリースされたカセット作品のリイシューです。1987年にAuricleよりカセット作品として再発されています。ここに来て、Asmusらしからぬシーケンサーを用いたリズミックかつヒプノティックなミニマル電子音楽をA面では演っています。何層にも重なり合うレイヤーが心地良いです。代わってB-1のマントラの様な声明をループにした曲は異色中の異色。ヘビーでディープな音像が堪能出来ます(個人的にはCabsの”Three Mantras”を想起させられました)。リズミックな作品とは言え、彼の手に掛かると、非常にエキセントリックな音楽に変容しますね。B-2は反復ではなく、序破急なる展開を持った電子音楽です。やはりこの時代(1982年)の音楽なのでしょうか? 個人的には最も親和性を感じます。なので、皆さん、1980年初期の実験電子音楽を聴きたいと思えば、この作品を聴いて下さい❗️損はしないと確約します。

“Kultmusik Für Ein Altes Land”
https://youtu.be/DLq5xtSPXog

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