Asmus Tietchens “4K7”より”Musik Im Schatten” LP2

0

Asmus Tietchens ボックスセット”4K7”(このセットのタイトルは4種類のカセット[業界ではカセットはK7と評記される]と言う意味でしようか?)の2枚目は、1982年に米国Aeonからリリースされた”Musik Im Schatten”です。この作品は1988年に英国Auricleよりカセット作品として一度再発されています。シンプルで機能的なデザインと一緒で、音の方もシンプルなんですが、ミニマルと言う訳でもなく、説得力のある5曲が収められています。音程とか明確なリズムはないのですが、音色とか音同士から成る構造みたいなものを楽しむ「音楽」ですね。前作よりも音の輪郭がハッキリしていて、メリハリがあるので、然程、アブストラクトな感じはしないのですが、それでも彼の意図したところには中々触れられない感じは残りますね。多分、シンセを主に使っているみたいですが(辛うじてリズムボックスの音も聴こえる)、その表現力は流石といか言いようのない程の完成度で、彼の才能が窺い知れます。またB-2”Du Darfst”ではねじ曲がったシンセ音に彼の変調ヴォイスが被ると言う新しい面も見られます。この盤も名曲ばかりなので、機会があったら、音の構造な音色に興味のある方は是非とも聴いてみてください❗️ハマりますよーぉ!

“Undine”
https://youtu.be/tnYQJ1S9gnM

#AsmusTietchens #4K7 #MusikImSchatten #VinylOnDemand #Aeon #ElectronicMusic #Synthesizer #音色 #音の構造

Default