ジム・ゴードン参加の『JOYRIDE/FRIEND SOUND』 1969年

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あの、デレク・アンド・ザ・ドミノスのドラマーであり、長いおつとめで有名なジム・ゴードンがセッションに参加している奇盤です。他の参加メンバーはベーシストのクリス・エスリッジだったり、ポール・リヴィア・アンド・ザ・レイダースのメンバーだったりするのですが、パーマネント・バンドとしての唯一のアルバムではなく、企画もののセッション・アルバムといったところでしょう。しかし、ありがちな、フリーク・トーンやノイズの垂れ流し的なところはなく、かつ、レイドバック気味の単なるリラックスしたセッション・アルバムとも言えない内容で、各曲それぞれが非常にサイケデリックで一定のテンションを保った、なかなか聴かせるものがあるのです。時流に乗った、安易に製作された企画物サイケも横行していた当時、これは拾い物ではないでしょうか。サイケデリック・ロックの隠れた好盤として記憶されるべき一枚だと思います。

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