オーネット・コールマンの世界  ジャズ・ミュージシャンによる現代音楽

0

このレコードは1968年に発売されたものなのですが、定価が2300円なのです。この時代の国内盤としては妙に高いと思うのですが、どうなんでしょうかね。日本ビクター株式会社からの国内初回盤で、70年代の再発ではないのですが。私はビートル再編の話題も盛り上がった『リンゴ』あたりから一気に2000円オーバーの値上がりが始まったと記憶しているのですが。それはともかく、このアルバムは現代音楽の作曲家としてのコールマン作品の紹介という趣きで、両面共木管五重奏団とか室内四重奏団が演奏、コールマン自身は片面にトランペットで参加しているだけなのです。その点が大変興味を惹きました、所謂フリージャズらしいコールマンとは違う一面がここにはあるからです。ジャズメンが製作した現代音楽のアルバムという点で、ロックと現代音楽との接点などを面白がる者としては、一応どんなものかと手をだした次第、ただし、正直に申し上げて、二回目に針を降ろす気になるのは、いったいいつになるのか(笑)。#freejazz #ornettecoleman #現代音楽

Default