M1号 チタノザウルス スタンダードサイズ 平成物

0

『ゴジラ対メカゴジラ』で人気となったメカゴジラの再登場作にして、昭和ゴジラシリーズの最終作となった昭和50年(1975年)公開の『メカゴジラの逆襲』(『ゴジラ('84)』も昭和ですが、平成vsシリーズと共通する世界観を持つので昭和ゴジラシリーズにはカウントされません)。
この映画において、メカゴジラⅡとタッグを組んでゴジラと戦ったのが、小笠原沖の海底に生息していた水陸両棲恐龍の生き残り、チタノザウルスです。
本来ならば、ゴジラ映画の新怪獣としてフィーチャーされなければならなかったはずの存在ですが、ゴジラを差し置いてメインタイトルに起用されたほどキャラが立っていたメカゴジラⅡの前に、影が薄くなってしまった感がありますね。タツノオトシゴを正統派二足歩行怪獣に落とし込んだようなフォルムに、生物感溢れるリアルな体表を持つ、なかなか格好良い怪獣、いや、「恐龍」だと思うのですが...

こちらは平成9年(1997年)に発売された、M1号製スタンダードサイズのチタノザウルスです。
チタノザウルスは、映画公開当時にブルマァクからセット売りでミニソフビが出ているだけなので、その補完となるソフビですね。スマートなフォルムが特徴的なこの怪獣を上手いことブルマァク風に仕上げていて、「メガロやメカゴジラの原型を手掛けた伝説の名匠がチタノザウルスを作ったらこんな感じ?」というのが見事に表現されていると思います。
M1号による新規造形ソフビにも拘わらず、足裏にはブルマァクの刻印がありますが、それに恥じないものに仕上がっているのではないでしょうか。
ちなみにこの赤成型の1期版には、復刻のミニメカゴジラが付属していました。

#ゴジラ #M1号 #ブルマァク #東宝 #ソフビ #怪獣

Default