MARANTZ 7

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プリアンプ MARANTZ 7 .

1958年頃、発売されたこの管球式ステレオ・プリアンプは、その機能、デザイン共に、後のアンプに与えた影響は、測り知れない程で、名器中の名器として、今もその魅力は、衰える事が無く、私も、いつかは入手したいと思って、5年程前やっと入手しました。
後年、キット仕様や、復刻版が出ましたが、オリジナルでなければ、意味がありません。
このアンプは、10001番から、2万番台まで、約10年間の間に、発売され、前期、中期、後期タイプと区別されています。
私の機種は、13000番台で、前期タイプになります。
これ程古いアンプなのに、その音は、本当に、クリアーなのです。
メンテナンスしながら、一生付き合って行きたいと思っています。
それにしても、日本では、一般家庭にテレビ📺
さえ無い時代に、これ程完成された、HIFIアンプが作られたのは、信じられません。

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    qqtys

    2019/06/24

    今でも専門の修理業者があるほどのマランツの名機ですね。知り合いも先ごろ入手したようで、「いつかは手に入れたい一品」として不動の地位を築いているように思います。
    50,60年代のオーディオを聴くと、半世紀を超える歩みで進歩したのは小型化だけで、音はむしろ・・・と虚しい思いに駆られます。

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    bluenote

    2019/06/24

    本当にそうですね、決して懐古趣味では、ありません。

    60年程前に、発売されたLPレコードに刻まれた溝を、当時のカートリッジの針先がトレースする、(モノラルなので、左右に移動するだけ)その僅かな振動を、真空管のアンプで増幅し、スピーカーのコーンを振動させて音にする。

    ただそれだけの事で、聴こえて来る音楽は、まるで目の前で演奏している様な感動を与える、本当に不思議ですね。
    当時と全く変わらない再生方法で聴く音楽が、現代のCDやネット配信で再生される音楽よりも、豊かに聴こえる。
    信じられないかもしれませんが、事実なのです。

    その為に、当時のオリジナル・レコードを入手し、当時の再生装置で聴く価値があるのだと信じています。

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