理不尽なほどの装飾 バダジャサウルス

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バジャダサウルスは白亜紀前期の現代の南アメリカ大陸パタゴニア北部で発見された。この竜脚類は首が短く体が比較的小さいディクラエオサウルス科に分類されている。特徴は頸椎から二股に分岐した異様に長い神経棘。同様に長い神経棘で知られているアマルガサウルスと異なり、棘が前方に向かって湾曲している点から防御的な武器として棘を威嚇的に使用したとする解釈がより理にかなっているように思える。さらに特徴的なのは目の位置が頭骨の最上部にあることである。最も襲われやすい食事中にも周囲を警戒できる位置ともいえる。
ただ、アマルガサウルスの同様の威嚇的装飾についても、その上に皮膚をカバーしたり、色々生き物の合理性を追求した画像がある。僕自身剥き出しの長い神経棘を
描いたものとそうでないものの二通りを描いてはいるが、この先生だけはお手上げです。

アップロードした画像は1000PIXに縮小したPNGファイル
        原画は4000×2000のTIFファイル 30.4MB

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