ティタノボア  古今のヘビ族史上最大のヘビ

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ティタノボア=Titanoboa 『プルスサウルスの幼体を捕食するティタノボア』

 『巨大なボア』は文字通り、蛇族に属する古代の大型の蛇である。約6000万年から5800万年前に生息していた一種の実が知られている。
古今の蛇族で今のところ史上最大の蛇。
変温動物である蛇は現代の熱帯地域の気候よりもさらに高温であることが推定された時代に生息していたために現代の同種の蛇よりも巨大化していたことが推定される。
最大全長は12~15メートル体重約1.2トン。画像のような状況も十分ありうる大きさである。
とはいっても、…だ。ただヘビを描いたんじゃその大きさをイメージできない。ヒトのシルエットを使用してもいいけれど、何かインパクトがない。で、古代ワニの幼体(いくら何でも成体相手では闘争図になってしまう。)を丸呑みしていただいた。
同じデッサンで様々な模様を描いたが、蛇は鱗に時間がかかる割に売れない。図の3番目は原画サイズだと思うが、一つ一つの鱗は基本少し長い六角形の羅列で描き込む。荒い描き方だけど、部分がに書き添えた。来年はへび年なので自分で鱗描くような凝り性の方は参考にして。(いないだろうけど。)
ハンドドローでなければ今のデジタル技術なら整然としたものが短時間でできるけど、『描いた』という達成感はない。ムラができるところが描き終わりを自分で決められる手描きのいいところだと思っている。

えー、繰り返すけれど、昔は現代より相当気温が高かった。そのことが成長速度と大きさの要因となるのであれば、現代大型のボアやアミメニシキヘビはこの地球温暖化の中で過去と同じ成長を遂げるものをそのうち生み出すに違いない。ある日、今よりももっと高温で水温が上がる熱帯で木々がうっそうと茂る川岸でアナコンダの卵が発見される。やや楕円形の大人の拳ほどの弾力のある感触の卵の中に一個だけ、他よりも数倍大きな卵が混じっている。…進化の発見ですね。

原画サイズ 4000×2000pix 35MB tif 解像度300dpi印刷可能レベル
 
ライセンス販売 Adobestock png(本バージョン未登録・次回アップ予定) Pixta png(それぞれ別個のバージョン)

作画2022.01.15

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