タニストロフェウス :三畳紀中期  海辺のろくろっ首

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Tanystropheus 三畳紀中期の中東、ヨーロッパの水棲爬虫類。ラテン語で『長い頸椎』を意味する名称がついている。体長の3分の2が首であり、最近では中国でもしっかりした化石が発見されているらしい。恐竜やワニなどが属する主竜類ではない。
幼体は首が短く、岸辺で生活していたとされる。異様に長い首は案外不便で、柔軟性に欠ける。長さの割に頸椎が10個しかなく融通が利かない。後肢には水かきがあったと推定されているが、泳ぎが得意かどうかよくわからない。
体は水中で頭をぽかりと水面に出して呼吸し、海中の岩場に潜み魚類等を捕食したと思われる。水中を素早く旋回できる能力に欠けるため。泳ぎが得意であったかという著大いに疑問が残る。
かなり以前の作品で、大体首が長すぎて融通が利かないというと細長い絵になってしまい、まじめに描くとどうしてもディテールが画き込めない.

原画 4000×1500pixもうちょっと大きな解像度にすればよかったが、さほど大きいものは必要なかった。

現在はPng形式で保存している。ライセンス販売 Adbestock(jpg) Pixta(未登録)

2018年2月作画  

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