ブゾーニ/ピアノ協奏曲 ハ長調OP.39 超ド級桁外れ!

0

フェルッチョ・ブゾーニ、この人の名前はブゾーニ国際ピアノコンクールで知られていると思う。一番最初に聞いたのは学生の頃NHKのFMのエアチェックをしていてピアノ協奏曲だからどうせ40分程度だろうと思ってテープを回していたら、途中で切れてしまった。
この作曲家、名前が凄い。フルネームだとこんな感じ、ダンテ・ミケランジェロ・ベンヴェヌート・フェルッチョ・ブゾーニ(ああ長い)ここはこのイタリアの変人(ごめんなさい)の稀代の怪作、聞き返すごとに凄絶なこの曲をCDで聴ける現代のありがたさ。に感謝しつつ展示させていただいた。
内容についてはLabの方に揚げます。https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/222
メトネルのピアノソナタ集でボクはその実力を思い知ったマルク・アンドレ・アムランの非常に正確無比なピアノ、この技術と混濁のない音色とそれを支える集中力がなければ到底 録音なんぞ出来ません。このCDは残念ながらYouTubeでも拾えませんでした。Labでも紹介しますが、そこではこともあろうにこれをライブビデオに撮ったものでアムランのすさまじいピアノが聴けます。アスリートですね。

第1楽章 アレグロ ドルチェ エ ソレーネ
第2楽章 ヴィヴァーチェメンテ マ センツァ フレッタ
第3楽章 アンダンテ ソステヌート ペンソーソ
第4楽章 ヴィヴァーチェ イン ウン テンポ
第5楽章 合唱 ラルガメンテ

Pf マルク・アンドレ・アムラン
指揮 マーク・エルダー
オケ・合唱 バーミンガム市交響楽団
ハイペリオンのロマンティックピアノコンチェルトシリーズ

決してゲテモノではないですぞ。

Default