モスグリーンとシアンカラーの艶やかな子

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こういう配色に弱い。この石を拾って数日後、もう少し大きなものに出会ったが、二つもいらないので置いてきた。
6月に入って真夏の日差しが後頭部を蹴飛ばし続ける。遮蔽物のない砂浜は散歩にはきついし、ウォーキングの途中なので多少涼しい浜風を期待しているのに、なんだぁこのピーカンは。乾ききって白っぽい石ころの中に割としっとりした肌触りの石ころでした。通夜もあって緑に空色は妙にしっくりくる。波ずれしているので凹んでいる部分の断口の形状もわからない。ジャスパーっぽいんだけど、いまいちハッキリしないね。シアンカラーの部分はわずかに透過している。置いてきたものももう少し見てみたくなったけれど、あれから二度ほど雨が降っている。おそらくよほど運が良くなければもう見つからないだろう。

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