アンキロサウルス 現状最大の装盾類 専守防衛型  (整理番号44)

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アンキロサウルス 
 鳥盤類―装盾類、いわゆる鎧竜と呼ばれる草食性の恐竜同種の中では最大の恐竜。詳しい解説はカードの方で行っているのでここででは省略する。
https://muuseo.com/Mineosaurus/items/33?theme_id=43271

アンキロサウルスはご存知昭和初期の『ゴジラ』第2作で登場したアンギラスのモデルとなった恐竜です。アンギラスは脳がいくつもあり、かなり素早く動けることになっていました。(後の作品ではいつの間にかゴジラも第2の脳を持っていることになっていましたが…)アンキロサウルス科の装盾類の特長は尻尾の反撃用の骨質のハンマーですが、アンギラスはノドサウルス科のようにハンマーを持っていませんでした。専守防衛のための体の無数の突起をシールドにして地面にうずくまり、敵の攻撃を防ぐ。大型の肉食恐竜の集中力は3分程度だったといわれていますから、3分耐えればティラノサウルスも”あれ、俺今何やってたんだろう?”とか言うことになって危険が回避されると…(なんかこっちの方がマンガみたいですが)
まあ、現実はそんなに甘いものじゃんかったでしょうが、本物のアンキロサウルスはこの尻尾の巨大なハンマーで大型肉食恐竜の後脚に致命的な損傷を与えることができたようです。守りだけではなかったんですね。

ところで、アンキロサウルスの化石はたいてい仰向けになって発見されているものが多いらしい。背中のヨロイがあまりにも重いので死体となって水中に沈んだ時、ひっくり返ってしまうらしいです。

今回から整理番号を付けることにしました。数が大きなってきたときに別の階に振り分けるのと、アップロードの有無を確認するためです。)

原画サイズ3000×1500Pix tifファイル

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07 アンキロサウルス(Ankylosaurus = 結合したトカゲ)専守防衛であるが怖い武器を持つ。
アンキロサウルス:鳥盤類/ヨロイ竜類/アンキロサウルス科          7,100万~6,500万年前 産出地 カナダ、アメリカ 北アメリカ産の大型ヨロイ竜類。実は化石はあまり見つかっておらず、その起源は謎のまま。しかし、最後にして最大のヨロイ竜と考えられている。全身を鎧で覆われたようなこの恐竜は、頭に生えた4本の大きな角、骨質の尻尾のこぶといった非常に目立つ特徴を持つ。このこん棒のような尾は肉食恐竜から身を守るものだったといわれているが、尾のこぶを優雅に振って異性にアピールしたという説もある。大きなこぶのついたこの尻尾を相手を傷つけるほど振り回すだけの筋力は持ち合わせていなかったとして、敵に一撃を喰らわせるためには、後足を支点に弧を描くように全半身を相手から遠ざけて、その反動を利用したと見る専門家もいる。 以上解説は日本語版からの抜粋・改変 絵例によって発売元の許可を得ております。  
https://muuseo.com/Mineosaurus/items/33

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