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クロノサウルス でかい頭が最大体調を狂わせた? プリオサウルス亜目最大の海生爬虫類
クロノサウルス (Kronosaurus)白亜紀中期 オーストラリアの海域であった場所に棲息
よく『時のトカゲ』とか『時間トカゲ』とか言う和名を見かける。しかし。クロノサウルスという属名の由来はギリシャ神話の神『クロノス』に因んでいるというのが正しい。クロノスはゼウスの父である。息子による(たくさんいた。ゼウスの女好きはこの父の性格そのもの。神様は女性の趣味が広かった)による自らの権威の簒奪を予言され、その恐れから、我が子達(たくさんいる。あちこちにつくった。人間にまで手を出した)を次々と丸呑みにして封じてしまったという、なんとも、理性のかけらもない人間臭い衝動的な逸話があり、巨大な顎を持つこの爬虫類の名前として採用された。おまけに、ゼウスの父自身が同名の時間の神クロノスと混同された結果でもある。
首長竜は文字通り首が長く、頭が小さいプレシオサウルス亜目と首が短く頭が巨大なプリオサウルス亜科に大別される。首長竜という呼び名は語彙からは破綻しているというしかないが、日本語の表記をやめないかぎり、この違和感は残り続けるね。
このクロノサウルスはそのでかい頭の方の最大種である。
頭部の最大長は3mあり、その頭から推定された体長は12.8メートルという巨大なものだった。しかし、後に2003年になってベンジャミンー・キアーという冷静な方が、他のプリオサウルス類の化石の全長と頭部の長さの比率を計算し、このクロノサウルスに当てはめたところ、約3mがとこ縮んでしまった。
現在は約10mということになり、最大の海棲爬虫類ではなくなった。
しかし、その顎に歯最大30センチに達する鋭い歯が並んでいて、強靭な顎を持っており、当時の海域のニッチの頂点にいたことは間違いなさそうだ。
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