Sir JON BARBIROLLI The Brahms Symphonies CD3枚組

0

KBM であったジョン・バルビローリのブラームス交響曲全集

 学生の頃、メーカーは忘れたけど、廉価版のアナログレコードとしてばら売りされていた3枚と同じ内容。擦り切れてしまったので新たに買い替えたもの。でも、もう外箱がボロボロになってしまった。バルビローリはウィーンフィルを振っていた頃にも、アルコールの匂いがプンプンしていたことがあったらしいが、音楽は素晴らしい。古参のウィーンフィルのメンバーには当時の指揮ぶりがとても印象深かったと懐かし気に放していたのを何かの特別番組で観たことがある。
ともすれば構築的に過ぎ、風通し悪いと感じるほど緻密な音楽に、その濃いロマンティシズムが暑苦しいと感じるときがあるブラームスだけれど、この、ウィーンフィルとのブラームスのチクルスはすっきりしていて、古雅な音色が秀逸のこの管弦楽団のホルンの音色が素晴らしく抜けていて気に入っている。廉価版の音も良かったが、CDになってもそこは変わらず楽しめる。ブラームスの管楽器はいぶし銀の音色が似合う。

CD1 交響曲第1番ハ短調op.68

   悲劇的序曲    op.81

CD2 交響曲第2番ニ長調op73

   交響曲第3番ヘ長調op.90

CD3 交響曲第4番 ニ短調op.98
 
   大学祝典序曲   op.80

  ヘンデルの主題による変奏曲op.56a(※56bは四手のピアノ連弾用) 

 Wiener Philharmoniker
 Conduceted by Sir:Jhon Barbirolli

Default
  • File

    woodstein

    2023/08/18

     ブラームスの交響曲は様々な演奏を聴きましたが、バルビローリ指揮のものはロマンティックな風情を感じました。

    返信する
  • Picture

    Mineosaurus

    2023/08/18

    コメントありがとうございます。第2番なんかバルビローリによく合っていますよね。

    返信する
  • 最近知ったのですが、サー・ジョンはチェリストだったんですね(;^_^A

    返信する
    • Picture

      Mineosaurus

      2023/08/18

      トスカニーニほどではなかったでしょうが、チェロの音色とかには拘りがあったみたいですね。ジャクリーヌ・デュ=プレがお気に入りで、いろんなオーケストラと共演してディーリアスやエルガーのチェロ協奏曲を録音しています。

      返信する