1973 Australian Antarctic Territory 微小世界の切手

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南極大陸のまわりの、食の連鎖を描いた切手の一枚目が微小世界でした。連鎖の中核をなし、ものすごく重要なオキアミと、そのオキアミが捕らえて食べるもっと微小なプランクトンたち。左の多面体的なのが珪藻の一種で、あとは渦鞭毛藻のたぐいと思われます。

オキアミのサイズが3〜6センチとあって、これは少しだけ縮小されていますが、珪藻類のサイズはほんとうにいろいろ(between 20-200 microns)なので、最大の200ミクロン(0.2ミリ)だと仮定すると30倍の拡大率です。

2枚目はそのオキアミをたくさん食べるペンギンたち。3枚目は魚を捕らえるヒョウアザラシで、次がそのヒョウアザラシを狙うシャチ。5枚目は海から魚を捕らえるアホウドリで、最後の一枚が巨大イカを捕まえたマッコウクジラの図。すでに、ヒョウアザラシがすでにヒトより大きいと思うと、壮大な連鎖ではあります。

発行国:オーストラリア南極領土
発行時期:15 August 1973
切手タイトル:Antarctic Food Chains
図案:plankton phytoplankton and zooplankton
印刷方法:グラビア印刷 photogravure
制作者:design: Geprge Browning

実は、この切手をここに紹介しようと発行時期を探したら、なんと50年前の今日だったのです。すごーい!と一人でコーフンしたことを、日付とともに記します(2023年8月15日)。

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    fanta

    2023/08/17 - 編集済み

    70年代の切手の雰囲気良いですね♪😊

    遠巻きに、ヒトもプランクトンに支えられてるんだなぁ~という図説的な切手で…。
    1枚ごとに意味を感じますね~。マッコウクジラにダイオウイカに釘付けwですけども😆

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      tomonakaazu

      2023/08/17

      >>マッコウクジラにダイオウイカに釘付けw

      マッコウクジラの「捕まえたぜ、えっへっへ〜!」な表情と、ダイオウイカの「え、マジで?」という瞬間が、目の描き方で表現されている、秀逸な一枚だとわたしも思います♡

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