- tatsutoy Museum
- 2F Ordovician period
- Phillipsinella parabola
Phillipsinella parabola
スコットランド、Girvan産です。この種が属するコリネクソチダ目(Corynexocheeda)三葉虫は、カンブリア紀からデボン紀まで生息し、多様な形をした三葉虫の仲間です。カンブリア紀ユタ州のドリピゲ、オルドビス紀のイラエヌス、デボン紀のスクテルムやパラレジュルスが仲間と言われても、どれも形が違い過ぎて同じ仲間とは思えません。掲載した標本は本種の特徴であるこんもりとした頭鞍部が良く判ります。
Trilobites
2021/09/20 - 編集済み見た目は、Corynexochidaとは確かに思えないですね。Aulacopleurida/ProetidaやPhacopidaの仲間の様にしか見えないですね。更に属名もPhillipsiaみたいに見えてしまって、本当に紛らわしい感じですね。「Trilobites of the British Isles」の完全な状態のFig.519-521を見ても、その印象が変わらないです。頭部の特徴から同定はし易そうですが、変わった種類であることは確かなんでしょうね。
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tatsutoy
2021/09/20名前がフィリップシアに良く似た上に、尾部の形もまるでプロエタスに見え、どの様な経緯で分類されたのか気になります。かつてGirvanではそれなりに見つかった模様ですが、完全体はやや少ないそうです。
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