オルグン攻囲戦　Afghanistan 1983

1978年に成立したアフガニスタン民主共和国。当時の人民民主党政権は決して安定した国家運営ができていなかった。アミン大統領による宗教弾圧が始まると各地で抵抗運動が激化するが、政府には事態を収拾できる能力がなかった。友好国である隣国の混乱に危機を募らせたソ連は、同国からの支援要請を受けて軍事介入を決意、これによってアフガニスタンはますます混乱を極めることになった。そうした中、パキスタンとの国境にほど近いオルグン地方で三つの部族からなるムジャヒディンが、同地を守る政府軍に対して攻撃を仕掛けたのだった。
「オルグン攻囲戦」は、アフガニスタン民主共和国軍(政府軍)第21山岳連隊が防衛するオルグンに対して、ムジャヒディンが大規模な攻撃を仕掛けた戦いを再現したゲームです。「部族評議会」のおかげで三つの部族のムジャヒディンが団結し、鹵獲したT-55戦車で攻撃するなどの戦術を駆使して戦い、対する政府軍は飛行場を中心とした要塞や地雷原などで防衛します。政府軍はソ連軍または政府軍の増援の到着まで持ちこたえることができるのか？現代戦しかもアフガンでの戦いがテーマの非常に珍しい作品です。
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