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慶長出羽合戦
「慶長出羽合戦」は、慶長5年(1600年)に出羽国(山形県)で上杉氏と最上氏の間で戦われ、北の関ケ原と呼ばれた慶長出羽合戦をテーマとしたゲームです。 豊臣秀吉の死後、会津征服に乗り出した徳川家康でしたが、西国で石田三成が挙兵したという知らせを受け、最上義光を総大将として残し、自身は急遽江戸城に戻り、西軍への切り崩し工作を始めます。残された義光軍(東軍)は最上軍7000、伊達軍3000の計約1万の兵、対する上杉軍(西軍)は約28000と苦境に立たされます。北の関ケ原と言われたこの戦いは最上軍の善戦により膠着、一方東軍の総大将家康はついに関ケ原へと進行します。多勢に無勢の最上義光は苦境に立たされつつも伊達政宗の善戦にも助けられ、何とか持ちこたえていたその時、1600年9月29日、関ヶ原の戦いに東軍が勝利します。東軍勝利の知らせを受けた上杉軍は撤退を始め、同じく知らせを受けた最上軍は一転攻勢に出、敗走する上杉軍を追撃し、遂に最上軍が勝利します。このゲームでは劣勢から関ヶ原の戦いの結果の報を受けた途端、一気に形成が逆転する様をルールによりよく再現しており、ドラマティックな展開を楽しむことができます。 #コマンドマガジン #慶長出羽合戦 #上杉景勝 #最上義光 #伊達政宗
ルールブック(12P)/ユニット216個/A1フルカラーソフトマップ1/ 1本 無し 作戦級ちょこ大佐
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Citadel of Blood (チタデルオブブラッド)
チタデルオブブラッドは、かってSPI社から発売されていたSFゲーム専門誌「アレス」の第5号の付録ゲームです。タイプとしては、地形となるチットを引いてダンジョンを作りながら探索をするRPGとなります。マップはありません。今日のダンジョン探索型RPGの基礎となるシンプルなルールで構成されており、1人でも遊べる初心者向けゲームとなっています。ルールはシンプルと言いつつ、迷宮内ではモンスター、トラップが出現し、対する冒険者も前列と後列の概念があり、前列は剣を振っての肉弾戦、後列は弓や魔法を使用しての遠距離攻撃を行え、RPGとしての戦闘の基礎はきっちり抑えられている名作です。 #チタデルオブブラッド #アレス #SPI #SFゲーム
勝利条件5種類 無し 戦術級 ?ちょこ大佐
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BITTER EINDER
『ビターアインダー』は、1899年から1902年までの間発生した、イギリス帝国とイギリス植民地化に抵抗する南アフリカの独立ボーア人共和国であるオレンジ自由国及びトランスヴァ―ル共和国との「第二次ボーア戦争」をシミュレートしたゲームです。 事の発端はトランスヴァ―ル共和国で金の鉱脈が発見されたことでした。何千ものイギリス人がケープ植民地からトランスヴァ―ル共和国になだれ込み、金鉱山に群がりました。彼らは勝手に鉱山近くに移り住み、勝手気ままに行動したため、近隣は瞬く間にスラム街と化していきます。トランスヴァ―ル共和国は彼らに投票権を与えず、金発掘に重税を課したために、両者の関係は悪化していき、イギリス帝国は全てのイギリス人にボーア人と同様の権利を要求し、ボーア人は全てのイギリス人にトランスヴァ―ル共和国及びオレンジ自由国から出ていくように最後通牒をつきつけますが、両者の話し合いは決裂、戦闘状態に入りました。 当初は民兵部隊しかいないボーア人軍に対して楽観視していましたが、予想以上のボーア人の抵抗によりイギリス軍は苦戦し、その戦法は手段を択ばないものに変わっていきます。ゲリラ戦を展開するボーア人を無差別に強制収容所に入れ、焦土作戦を展開し、非人道的な施策で世界の避難を浴びます。 結局、兵士の大量投入によってイギリス軍が勝利し、オレンジ自由国、トランスヴァ―ル共和国は消滅して戦争は終結しました。 『ビターアインダー』は、この第二次ボーア戦争を1899年の10月9日に発令された大統領のイギリスに対する最後通告から、1902年5月31日の戦争終結までをシミュレートしています。 #ボーア戦争
ルール(14P) ユニット264個 22×34インチソフトマップ1枚 プレイヤーディスプレイシート1枚 6面体ダイス2個 ? AtO#13 作戦級ちょこ大佐
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ADVANCED SQUAD LEADER starter kit #1
1977年、アヴァロンヒル社より画期的な戦術級シミュレーションゲームが発売されました。そう、『スコードリーダー(戦闘指揮官)』です。 https://muuseo.com/simulationgame/items/4 二次大戦の歩兵戦を精密に再現した、ステップアップ方式の学習ルール、汎用マップを組合せ、シナリオシート毎に戦場を再現するシステム、どれをとっても当時としては決定版とも言える戦術級ゲームでした。 しかし…、エキスパンションの『騎士十字章』『電撃ドイツ戦車隊』が発売され、歩兵戦にAFVや戦車が登場するようになると、これがうまくいきません。移動力も火力も桁違いの歩兵とAFVを同一ルール、同一スケール上で再現するには、かなり無理がありました。そのため、両者の矛盾を穴埋めするかのように、ルールはどんどん改訂され、差し替えられ、複雑化していきました。1982年に第四弾『GI勝利の礎』まで発売した時点で、もう、ルールを読むのも一苦労な化け物のようなゲームになっていました。アヴァロンヒルも、こりゃまずいと考えたのでしょう、仕切り直しとしてに新たなシリーズを打ち出します。それが1985年に発売された『アドバンスドスコードリーダー』(略してASL)シリーズです。ルールは整理され、プレイ可能なゲームとして蘇りました。以降、戦術級ゲームの決定版の地位をキープし、標準モジュールだけでも12種類が発売され、サードパーティ発売のものも含めると2000以上のシナリオが発表されています。 だがしかし、モジュールが増えすぎたために、各モジュールに特定のユニットやマーカーが分散されて収録されるという事態になっており(例えば主要ドイツ軍とソ連軍はビヨンドバラ―、日米のユニットならヤンクスなど)、特定のシナリオをプレイするためにはこれとこれのモジュールが必要、このシナリオをプレイするためには3つのモジュールを持っている必要があるなど、これから始める人にとってもとても敷居が高いゲームになってしまいます。そうこうするうちに発売元のアヴァロンヒル社はハスブロー社に買収され、ハスブロー社のファミリー向けのゲームしか発売しない方針によってASLは消滅する危機に瀕します。 ここで腰を上げたのはMMP社です。ハスブロー社よりASLの版権を買い取り、新作シリーズを発売することになります。 そして、2004年、満を持して発売されたのが『ASLスターターキット#1』です。 これはASLルールの中から比較的易しいルールのみでプレイできるシナリオだけを集め、単体でプレイできるように収録ユニット、マップを調整して発売されたものです。まさに入門用スコードリーダーと言える作品です。ASLには興味はあるけど、どのモジュールを買ったらいいのかわからない、という人にピッタリのゲーム、これさえ買えばASLは始められるというキットです。現在#4までシリーズは発売されており、それぞれ単体で遊ぶことができます。#1では歩兵と携帯火器、#2では大砲、#3ではいよいよ戦車が登場します。#4では太平洋戦線、つまり日本軍が登場しています。 #ASL #スターターキット #スコードリーダー
ルール(12P) ユニット280個 8×22インチマップ2枚 シナリオシート3枚 クイックリファレンスカード1枚 6面体ダイス2個 6本 アドバンスドスコードリーダーシリーズ 戦術級ちょこ大佐
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Apocalypse in the East (東方黙示録)
カリフとは、イスラム教における預言者ムハンマドの後継者という意味であり、ムハンマドの後を継ぐイスラム国家の指導者、最高権威者の捷号です。 『アポカリプスインジイースト(東方黙示録)』は、第三代カリフであるウスマーン・イブン・アッファーンの時代の、イスラム帝国とビザンツ帝国の戦いをシミュレートしたゲームです。 西暦636年、第二代カリフのウマル・イブン・アル=ハッターブが指揮するイスラム軍はヤルムークの戦いでビザンツ軍を撃破、その版図をサハラからシンドまで拡大しましたが、644年に内部抗争により暗殺されます。イスラム帝国の混乱に乗じて、ビザンツ帝国は失われた版図を取り戻すべくイスラム帝国への逆襲を仕掛けます。このような状況の中、第三代カリフに就いたウスマーン・イブン・アッファーンは不安定なイスラム帝国をまとめるため、ビザンツ帝国の壊滅を目指し、敵要塞コンスタンチノープル占領を狙います。対するビザンツ帝国のコンスタンス2世は未だ15歳で軍事的にも宗教的にも未熟でしたが、強固なコンスタンチノープル要塞を頼みに、イスラム帝国に対抗します。戦いは双方遠征軍を編成して侵攻、守備隊を配置して遠征軍を撃退するという展開となり、遠征軍同士の野戦、敵遠征軍の侵攻に対しての籠城戦、艦隊同士の海戦が繰り広げられます。果たして当時最強と言われていたコンスタンティノープルの城壁は崩れるのでしょうか? なお、同号にはボーナスゲームとして1942年12月スターリングラードを包囲していたソ連軍の奇襲攻撃に対して、強烈な反撃を試みたドイツ軍第11装甲師団の戦いを再現した、ユニット100個、ルール4ページの『ブラックフライデー』というミニゲームが付いています。 #古代戦 #カリフ #イスラム帝国 #ビザンツ帝国
ルール(12P) ユニット180個 22×34インチマップ1枚 プレイヤーチャート2ページ 6面体ダイス2個 ? 無し 作戦級ちょこ大佐
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BOUDICCA the warrior queen
あなたはイギリスのヒーロー、「ブーディカ」を知っていますか? A.D.60年、まだイギリスがグレートブリテン島と呼ばれていた頃、ブリテンはその大部分がローマ帝国の植民地と化していました。その当時、ブーディカはケルト人イケニ族の王プラスタグスの妻でした。イケニ族の治める東海岸(現在のノーフォーク地方)は、ローマ帝国の支配が及ぶ範囲ではなく、王はローマ帝国と同盟関係を結び、領主としてその地を治めていました。しかし、その当時のローマ帝国の同盟条約は、「王の称号は本人のみで、本人が死亡すれば消滅し、相続できない」という、その武力を背景にした理不尽な条約でした。そのため、プラスタグス王の死後、ローマ軍は条約を盾にイケニ族の領地を奪い、王の妻であったブーディカ及びその2人の子供に対し鞭打ちの刑に処した後領土より追放しました。国を奪われたブーディカは復讐を誓い、近隣部族を諭してローマ帝国への反撃の狼煙を上げます。 ルネサンス時代に発見された歴史書によると、反乱軍のリーダーに推されたブーディカは、勝利の女神として、2人の子供を脇に立たせ、チャリオットに搭乗し23万もの反乱軍の指揮を執っていたと記録されています。ブーディカ率いる反乱軍は、ブリテン各地のローマ帝国植民地に攻め込み、これを開放し、自由を奪われた復讐を叫びつつ各地を転戦しました。ブーディカ反乱軍により都市ロンディニウム(現在のロンドン)が陥落した時、当時のローマ皇帝ネロはブリテンからの軍の撤退を真剣に考えましたが、ロンディニウムとウィロコニウム(現在のシロップシャー州)の間で行われた会戦によりローマ軍が勝利し、ブーディカ軍が壊滅したため、その後もローマ帝国によるブリテン島支配が続きました。会戦後のブーディカの行方は知れず、現在では敗戦の責任を取った服毒自殺説と病死説があります。 ちなみに、このブーディカ伝説は1928年と2003年の2度映画化されています。 『ブーディカ』は、A.D.60年に発生した、ローマ帝国の植民地であったブリテン島でのケルト人の反乱をシミュレートしたゲームです。 ブーディカという単語は、古代ケルト語で”勝利”を意味する単語に由来し、ヴィクトリア女王のヴィクトリアと同じ意味です。彼女の名前は日本ではあまり馴染みは有りませんが、イギリスでは、フランスのジャンヌダルクに比する勝利の女神として知られています。このゲーム自体は1984年にウエストエンドゲームズから発売された『ドルイド:ブーディカズリベリオン61AD』(デザイナーはリチャードバーグ先生)のリメイクとなっています。 #ブーディカ #ケルト #グレードブリテン
ルール(8P) ユニット240個 22×34インチマップ1枚 カード36枚 プレイヤーエイドチャート2枚 ? 無し 作戦級ちょこ大佐
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Wabbit Wampage
『ワビットワンページ』は、プレイヤーがブラウンさんの農場で農夫ブラウンと凶悪ワビット達に分かれ、1年を通じてニンジンを育てたり、建物を破壊したり、相手を攻撃したりして得点を競う、2~4人で遊べるブラックジョークのマルチプレイヤーゲームです。ルールでは凶悪ウサギ=War+Rabbit=ワビットと記載されており、また、バグバニーとも書かれています。バグバニーと言えば、かの有名なバックスバニーを想起させ、そう思ってイラストを見ると…。似ています。バックスバニーのパロディゲームととらえてもいい感じです。 1ターンは各季節に分かれており、春には畑を耕し、夏にはニンジンを備蓄し、秋には敵を叩き、冬には建物を破壊してそれぞれ勝利ポイントを稼ぎます。最終的に一番勝利ポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。 翌年には『ワビッツワベンジ』という続編も発売されました。 #ワビッツ
ルール(4P) ユニット?個 マップ4枚 カード?枚 8面体ダイス2個 無し 無し 戦闘級ちょこ大佐
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歴史群像オリジナルボードゲーム ミッドウェイ海戦/日本海海戦
『ミッドウェイ海戦/日本海海戦』は、歴史群像114号の創刊20周年記念の付録として制作されたオリジナルの2in1ゲームです。『ミッドウェイ海戦』は2人用、『日本海海戦』はソリティアとなっており、日本人デザイナーで『スターリングラードポケット』でチャールズロバーツ賞も受賞している歴史家山崎雅弘氏のデザインです。そのデザイン意図は、普段ウォーゲームをプレイしたことのない人でもプレイでき、指揮官の気持ちがプレイすることによってわかるような優しいウォーゲームとしてデザインされています。その試みは成功し、その後何回か歴史群像には付録ゲームが付きました。いい傾向です。 #歴史群像
1本 歴史群像オリジナルボードゲーム 作戦級 1Turn=? 1エリア=? 1Unit=?ちょこ大佐
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Turning Point: Stalingrad
第二次大戦最大の激戦地となったスターリングラードは、何故激戦地となったのか?それには確たる理由があった。もともとはドイツのブラウ作戦の副次的目的地であったスターリングラードだったが、枢軸軍にとって戦略的要衝であったこと、そして何よりソ連の指導者スターリンの名を冠した都市で負けるわけにはいかないソ連の意地があったことである。1942年9月の侵攻時点では枢軸軍が圧倒的優位を保ち、市街の9割を支配していたが、その後に開始される赤軍大反抗により市街は次第にソ連軍に包囲され、大激戦となり、最終的には死傷者両軍合わせて200万人を超える史上最大の市街戦へと発展していくのである。 その激戦はソ連軍に包囲された枢軸軍の投降により戦闘は終了したが、その結果、この戦いはミッドウェイ海戦、エルアラメインの戦い、第三次ソロモン海戦と並ぶ第二次世界大戦のターニングポイントとなったのである。 『ターニングポイント スターリングラード』のシステムは、名作『アルンヘム強襲』のエリアインパルスシステムを踏襲しながら、オリジナルルールを加え別物に仕上がっています。勝敗はサドンデス方式で毎ターンVPエリアの支配によって得られるVPを確認し、一定値以上ならドイツ軍の勝利、一定値以下ならドイツ軍の敗北、どちらでもないなら次ターンに継続という判定になっています。なお、日本語訳ルールは「季刊タクティクス1号(1990年秋号)」に掲載されています。 #ブラウ作戦 #ウラヌス作戦
ルール(16P) ユニット394個 48㎝×56㎝ハードマップ2枚 セットアップカード2枚 ダイス4個 2本(入門用、ベーシック) 無し 戦術級ちょこ大佐
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Clash of Giants Civil War
「第二次ブルランの戦い」 1862年8月28日、東部戦線のバージニア州プリンスウイリアム郡において、リー将軍率いる南軍北バージニア軍と、ポープ少将率いる北軍バージニア軍が激突した。第二次ブルランの戦いである。南軍5万名、北軍6万2千名もの兵士が激突した、南北戦争屈指の戦いであり、両軍合わせて2万名にも達する死傷者を出しつつも南軍が勝利し、その勢いを駆って南軍はオックスヒルの戦い、アンティータムの戦い、そしてゲティスバーグの戦いへと続くのである…。 「ゲティスバーグの戦い」 1863年7月1日、ペンシルバニア州アダムス郡ゲティスバーグにおいて、その運命の戦いは始まった。北軍9万4千人、南軍7万2千名もの兵士が激突したゲティスバーグの戦いである。アメリカ合衆国軍である北軍と、アメリカ連合国軍である南軍が残るすべての兵士を終結させ戦った、南北戦争最大の激戦であり、事実上南北戦争の結果を決定づけた戦いでもある。ゲティスバーグは、鉄道や主要な道路が集まる交差点であり、地勢的に重要な拠点であった。両軍はそのことを十分認識していながら今までゲティスバーグでの戦いが起きなかったのは、両軍ともここで戦闘すれば必然的に全軍死力を尽くしての大規模な戦いになると理解していたからである。 『クラッシュオブジャイアンツ:南北戦争』は、GMT社のクラッシュオブジャイアンツシステムでアメリカ南北戦争の会戦、「第二次ブルランの戦い」と「ゲティスバーグの戦い」を再現した2in1のゲームです。第一次世界大戦の戦いを再現する定評あるクラッシュオブジャイアンツのシステムを、南北戦争の会戦に流用し、シンプルなルールでありながら、ダイス目の結果により各部隊の移動可能ユニット数が変化するという、当時の命令伝達状況を再現している好ゲームです(アクティブコマンドマーカーシステム)。 #第二次ブルランの戦い #ゲティスバーグの戦い #南北戦争
2本 Clash of Giantsシリーズ 作戦級 1Turn=4時間 1エリア=270ヤード(ゲティスバーグ)500ヤード(ブルラン) 1Unit=旅団ちょこ大佐
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Crescendo of Doom(電撃ドイツ戦車隊)
『電撃ドイツ戦車隊』は、『スコードリーダー』の2番目のエキスパンションです。このセットを追加することにより、イギリス軍、フランス軍、ポーランド軍、ベルギー軍、フィンランド軍の歩兵及びAFVが揃い、1939-42年の西部戦線のほとんどが再現できるようになります。セットには1300を超えるカウンター、12のシナリオ、6番と7番の2枚のマップが含まれています。 追加された各国の兵士の特徴ですが、イギリス軍は、劣った装備と戦法に苦しみましたが、闘志は最後まで衰えませんでした。そのイギリス軍の指揮下のグルカ兵(インド兵)は、砂漠と山岳でその真価を発揮します。グルカ兵は丘から移動する場合、移動力が+1され、白兵戦では火力が2倍、そしてソ連兵同様狂暴化します。フランス軍は、時代遅れの戦法、電撃戦での敗北を引きずっての敗北主義を反映して回復値が低く設定されています。フィンランド兵はその不屈の闘志と愛国心、過酷な環境に耐える力を持っています。そのため回復期に通常の半分の指揮値で回復することができ、指揮官がいなくなっても士気チェックをする必要がありません。また、スキーを装備し、移動時に優勢を得ます。 『電撃ドイツ戦車隊』単体ではプレイできず、『スコードリーダー』と『クロスオブアイアン』が必要になります。 https://muuseo.com/simulationgame/items/4 #戦闘指揮官 #鉄十字章 #エキスパンション
ルール(73-108P) シナリオカード12枚(21-32) クイックリファレンスチャート2枚 ユニット1324個 20×56マップ2枚 12本 スコードリーダーシリーズエキスパンション2 戦術級ちょこ大佐
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4th Reich
それは、人類が世界規模の核戦争によりほぼ壊滅状態になった時から2000年近くが経った頃だった。 かっての人類の栄光を取り戻さんとした人類の生き残り、ゲルド帝国が、東方の放射能が残存するジャングルに向かって西進したのだった。西方を支配するミュータント王国、首都モスカを目指して…。 『第四帝国』は、いわゆるアフターザホロコーストものとなります。核戦争後の荒廃したヨーロッパを舞台に、人類の生き残りのゲルド帝国と、放射能によりミュータントと化した生物が支配するスカム帝国の争いを描いています。ゲルド帝国の首都がブルレンで、東方に侵攻する、敵のミュータント帝国の首都がモスカ、そして採用されているシステムがダブルインパルス方式…、そう、このゲームは東部戦線の名作『ロシアンキャンペーン』(AH 1976)へのオマージュ作品です。時代は2000年後、対決するのは人類とミュータントですが、設定は第二次世界大戦の東部戦線そのものです。質のドイツ軍対量のソ連軍という特徴もそのまま再現されています。ユニット数も少なく、プレイアビリティは高いです。BGGでは低評価ですが、私は好きです。ソリティアルール付き。 #架空戦 #核戦争後 #ミュータント
ルール(8P) ユニット84個 マップ1枚 6面ダイス2個 1本 無し 作戦級ちょこ大佐
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White Base
『ホワイトベース』は、ガンダムシリーズの3作目『ニュータイプ(ソロモン攻略戦)』で欠けていた艦船や攻撃艇との組み合わせに重点を置き制作されたものです。新たに新ルールを追加したり、全作とのバランスを保てるように工夫されています。このエキスパンションと組み合わせることによってソロモンは勿論、ア・バオア・クーにおける戦闘、更にガンダムにおける宇宙戦闘を全て再現することができます。ユニットの中には映画に登場したコア・ブースターや小説に登場したガンダムⅢ等が追加されています。 #機動戦士ガンダム #エキスパンション #モジュール
ルール(18P) ユニット590個 マップ3枚 9本 SFシリーズ#8 戦術級ちょこ大佐
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No Better Place to Die
北軍参加兵4万3千に対して死傷者・捕虜1万3千人、南軍参加兵3万7千にたいして死傷者・捕虜1万人。 これが西部戦線で発生した会戦中、最大の激戦となった『マーフリーズボロの戦い』の結果である。 1862年12月31日夜明け、それは南軍の奇襲から始まった。マッカウン少将率いる南軍1万人の師団が北軍左翼を急襲し、北軍を5㎞後退させたが、南軍の攻撃は継続せず、北軍司令官ローズクランズは危機的状況を南軍の稚拙な攻撃にも助けられ、最後の一歩を踏みとどまった。また、後退した北軍はナッシュビル・パイクで再集結し、態勢を整え始めた。また、地元の者が『ラウンドフォレスト』と呼んでいる数エーカーの小さな森林で、北軍ヘイズン大佐の師団が決死の防御を見せたことがそれを助けた。ヘイズン旅団は当初の北軍戦線を守り通した唯一の部隊だった。戦後、その場所は「地獄の半エーカー」と呼ばれ、当時の激戦を物語っている。 各師団の善戦により、北軍は奇襲から始まったその日の南軍の攻撃を何とか撃退したが損害は多大なるものだった。 その日の夜、北軍司令官ローズクランズは各師団長を集め作戦会議を開いた。師団長の何人かは撤退を奨めたが、ローズクランズはこの考えに反対し、これをクリッテンデン少将とトーマス少将が強く支持した。ここでトーマス少将は「この軍隊は撤退しない。ここより良い死に場所は無い。」(No Better Place to Die)と言ったとされている。そして北軍は徹底抗戦を決定し、翌日以降の南軍の攻撃を再度撃退し、戦略的勝利を手にするのである…。 ザゲーマーズ社が発売する、人気の『シビルウォーブリゲードシリーズ』(CWB)の第8弾であり、南北戦争西部戦線において1962年12月30日にテネシー州マーフリーズボロで発生した、南北戦争の主要戦闘の中でも両軍とも最高の損失率だった『マーフリーズボロの戦い』(別名:ストーンズリバーの戦い/第二次マーフリーズボロの戦い)を再現したシミュレーションです。戦い自体は会戦単体で見ると両軍とも痛み分け、引き分けで終了しましたが、北軍が二度にわたる南軍の攻撃を撃退し、その後南軍が撤退したので北軍の士気を大いに挙げた戦いとなりました。 #南北戦争 #CWB
ルール(12P) シリーズルール(32P) ユニット280個 マップ1枚 6面体ダイス2個 5本 シビルウォーブリゲードシリーズ (CWB) 作戦級ちょこ大佐
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関ヶ原
1598年8月18日、天下を獲った秀吉が62歳の生涯を閉じた。そして熾烈な跡目争いが始まった。 秀吉の死により、第二の実力者として脚光を浴びたのは家康だった。家康は、秀吉の家臣が武人派と文官派に分かれて対立・反目しているのを利用し、武人派の諸大名の懐柔と買収を始めた。これは秀吉の死の直前に交わされた五大老・五奉行間の誓約書に背くものであったが、諸大名は家康の権勢を恐れて誰もなにも意見できなかった。しかし、これを放置していては豊臣政権が崩壊しかねないと危惧したのは近江城主石田三成である。家康と残りの四大老・五奉行の間には一応和議が成立したが、五奉行の一人であった三成は、家康は本質的に豊臣の敵であると認識し、その排斥を画策し始めた。家康はその後も着々と武人達の人望を集めるとともに、戦が起こることを望んでいた。そう、秀吉亡き後の首座に着くものを決める戦いを。それには家康を憎む勢力の筆頭、石田三成に兵を起こさせるのが一番だった。そして、チャンスはやってきた。五大老の一人上杉景勝が自城の修理や武器の購入をしていたことに目をつけ、謀反の意志ありと断罪して景勝に上洛を命じた。無理な命令に従えなかった景勝に対し、家康は武人派の武将に銘じて景勝討伐の兵を挙げさせた。これを不服として、三成は大阪方で兵を挙げた。これに対し家康は小山で軍議を開き、西上して三成の軍を破ることを決議した。ここに、日本を東西に分けた大合戦が避けられないことが決まった…。 慶長5年(1600年)9月15日、徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍は美濃の国西端の関ケ原で激突した。天下分け目の関ケ原の戦いである。この合戦で東軍は、6時間に渡る激闘の末西軍を撃破し、家康は実質的に豊臣の天下を奪い取ったのである。 「関ケ原」は、関ケ原の戦いをテーマとしたシミュレーションです。しかし、合戦そのものだけをシミュレートしたものではなく、実際の関ケ原の戦いがそうであったように、家康側と三成側の事前工作を重要な要素としてゲームに取り入れています。実際に関ケ原で両軍が対峙した時、参加武将たちの大半は心に動揺を抱えていました。それは、それらの武将に対する家康側と三成側の事前工作が原因です。例えば、西軍が毛利輝元・豊臣秀頼の出陣参戦に成功していたならば、小早川秀秋は裏切らず、更に東軍武将の中から西軍に寝返るものが出ていてもおかしくなかった筈です。両軍共信頼しきれない味方を連れての合戦、それがこの関ケ原の本質であり、このゲームをプレイすることによってそれを実感できるでしょう。 #関ケ原 #裏切り
ルール(46P) ユニット?個 マップ1枚 恩賞カード?枚 武将カード?枚 情報カード?枚 戦闘・移動表2枚 調略表2枚 2本 エポックワールドぅオーゲームシリーズ#5 戦略級ちょこ大佐