営団5000系電車
東西線用の電車として1964(昭和39)年に登場した。国鉄中央線との相互直通運転に対応するため、営団では初めて車長20mの車体を採用している。また、利用客の増加や10両運転の実施に伴う車両の大量増備が予想されていたため、設計製作にあたっては日比谷線用の3000系電車を基本にする等、新技術や新工法の採用よりも経済性の追求を主眼に置くこととした。
とは言うものの、アルミニウム合金製車体の車両が製作されたり、新型台車の実用試験が行われる等、将来の電車の設計に備えた技術開発に少なからず貢献している車両でもある。
営団は路線ごとに建設の背景や環境が大きく異なり、一つの形式の電車が複数の路線に投入されることは稀であったが、5000系については国鉄との相互直通運転を行う路線同士であったことが利点となって、6000系の実用化が新規開業に間に合わなかった千代田線にも投入され、相応の装備を施した上、そのラインカラーに合わせて緑色の帯を巻いた車両も現れた。
#営団5000系
db108
2020/04/16この電車は大昔しなのマイクロから真鍮製のモデルが発売されていましたね。
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Shijo Electric Railway(四条電気鉄道)
2020/04/17コメントありがとうございます。
しなのマイクロとは懐かしい響きですね。他社が手掛けないような車両を積極的に製品化していたような印象があります。時代は下ってマイクロはマイクロでも、こちらはマイクロエースの製品となっております。
最近ですと、トミーテックの鉄道コレクションシリーズから千代田線仕様と東西線仕様の双方が製品化されましたので、そちらを入手された方も多いことと思います。相前後して、トミックスからは国鉄103系の1000番代をはじめとした地下鉄直通車両も世に出ましたから、あわせて揃えて往年の雰囲気を楽しまれている方もいらっしゃるかと。
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