2020/12/4 Local Museum 玄武洞ミュージアム

初版 2020/12/05 07:02

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2020/12/05

◼️兵庫県豊岡市赤石1362

電話:0796-23-3821

国の天然記念物"玄武洞"入り口に位置するミュージアムはまるでユネスコ世界ジオパーク"山陰海岸ジオパーク"の拠点施設と勘違いしそうです。

世界ジオパークは4年に一度、ユネスコ世界ジオパークネットワーク(GGN)の再審査で更新を受ける必要があります。2018年の再審査の前に、日本ジオパーク委員会(JGC)により日本ジオパークネットワーク(JGN)への加盟について条件付き再認定というイエローカードを突き付けられました。「ジオパーク内のあらゆるレベルでの連携を欠いており持続的な運営形態になっているとは言いがたい、ジオパークを使って地域全体をどうしたいのか、この課題を先送りせず早急に解決する必要がある」理由からです。えらいことです。

地域が一丸となって改善に取り組みました。結果、努力が報われれ4年間の再認定(グリーンカード)となりました。GGNは「世界のジオパークとの交流、情報共有が必要」などと指摘しています。次の審査も大変です。

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prin

球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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    Trilobites

    2020/12/20

    先日のブラタモリでも取り上げられていて興味深かったです。私も城崎温泉に最初に泊まった時に玄武洞やミュージアムに真っ先に足を運んで、圧倒されていたのを思い出します。山陰海岸ジオパークも京都から鳥取まで広範囲にまたいであり、色々違った表情があり面白いです。どこも博物館を始め整備されていて、ジオパーク登録が良い方向に作用していると感じます。

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      prin

      2020/12/21

      Trilobitesさんコメントありがとうございます。
      玄武洞ミュージアムが山陰海岸ジオパークの拠点施設となれない理由に石を販売してるからと巷で言われたりしています。鉱物標本の多くは発展途上国からの輸入品、安い労働力で無計画に掘り出された石の販売はそれぞれの国の自然破壊を助長する理由からユネスコが許可しないそうです。玄武洞ミュージアムは公益財団法人、食べて行かなきゃいけません。会長自ら館内で来館者に説明する姿は好感が持てます。
      山陰海岸ジオパークも範囲が広大なことから地域の連携不足やテーマが絞れない苦悩があるようです。

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