2019/6/7 Local Museum 金生山化石館

初版 2019/06/20 17:58

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2019/06/20

◼️岐阜県大垣市赤坂町4527番地19

 電話:0584-71-0950

1873年、ウィーン万博に展示された赤坂の大理石で作られた工藝品に含まれる化石を、ドイツ人古生物学者ギュンベルが1874年”フズリナ ジャポニカ”と記載しました。金生山が「日本の古生物学発祥の地」と呼ばれる理由です。日本では雲根誌に”銭石””ムカデ石”として赤坂山のウミユリ化石が登場します。

40年程前は鉱山も寛容なところがあって日曜日の化石探しを大目に見てくれていました。化石を含む層の石を集めてあり、オキナエビス、オウムガイ、ベレロフォン、三葉虫といった他産地と比べて大型で保存の良い化石が採取できました。今は、化石採集目的の入山が全面的に禁止されています。

金生山化石館は、憧れの金生山の化石や地質を紹介しています。駐車場からは濃尾平野が一望できます。特に夜景は綺麗です。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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