2021/4/7 宝石の街

初版 2021/04/12 06:36

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2021/04/12

甲府は"宝石の街"です。甲府市周辺にジュエリーの企業や工房の多くが集まる理由は、江戸時代に遡ります。京都の"玉屋弥助"が金峰山周辺で沢山産出する水晶の研磨技術を金桜神社の神官たちに教えたことから始まったと言われています。戦時中はぜいたく品の製造販売は国によって禁じられ、水晶発振子・レンズ・絶縁体等の軍需研磨品の生産により技術を守ります。戦後、焼け跡から掘り出された水晶の原石を装身具に加工し、磨きの技術は引き継がれました。

一方、江戸時代に幕府が採掘を制限した水晶原石は明治に入り乱掘され、明治22年をピークに生産量は減少、大正期にはほとんど掘り尽くされてしまいました。原石不足の危機はブラジルからの輸入が補いました。

県内には「甲州水晶貴石細工」「山梨貴宝石」の技術を紹介した博物館や山梨ジュエリーのショップも多く、高速道路のSAにも石のお土産があります。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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