2022/6/7 足尾銅山

初版 2022/06/11 05:03

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2022/06/11

Local Museum 足尾銅山観光

◼️栃木県日光市足尾町通洞9-2

電話:0288-93-3240 (足尾銅山観光管理事務所)

Local Museum 古河足尾歴史館

◼️栃木県日光市足尾町松原2825

電話:0288-25-5810(平日は0288-93-3255)

明治10年、古河市兵衛は江戸時代に掘り尽くしたといわれた足尾銅山を周囲の反対を押し切り購入しました。鉱山開発の近代化の結果、豊かな銅鉱脈を発見、輸出により膨大な富を得ます。古河機械金属・古河電気工業・富士電機・富士通・日本軽金属ホールディングス・日本ゼオン・ADEKA・横浜ゴム・朝日生命・みずほフィナンシャルグループの原点です。

他方で、製錬所から排出される煙に含まれている亜硫酸ガスは山林をハゲ山にしました。坑道から湧き出る硫酸銅等を含む有毒な地下水の渡良瀬川放流、選鉱・精錬過程で生じるズリやスラグの渡良瀬川投棄は、魚の大量死を招き、流域の農作物にも大きな被害を与えました。「足尾鉱毒事件」は日本初の公害です。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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