【PS3】DreamClub 0(ゼロ) SpecialEdipyon!

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Dream C Club(以下ドリクラ)の物語を、覚えている者は幸せである。心豊かであろうから。
私達はその記憶を記されて、この地上に生まれてきたにも関わらず、思い出すことのできない性を持たされたから。
それ故に、私の語る次の物語を伝えよう…

ドリームクラブZEROはD3より2011年1月7日にパブリッシャーよりPS3出た所謂恋愛シミュレーションゲームだが他の同ジャンルのゲームとは少々毛色が違う。

まず舞台になっているのはタイトルにもなっているドリームクラブという夜のお店であり、攻略対象になっているのはそこで接待する女の子、平たく言えばキャバ嬢だ。
そのおかげで特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構、CEROのレーティングはD(17歳以上対象)のソフトとされている。

ゲームの流れをざっくりと紹介(*‘∀‘)。

1.お金を稼ぐ
ドリームクラブ(以下お店)で女の子に会ったりプレゼントをしたりするのに必要なお金の稼ぎ方はときメモで言う平日コマンドで出来る。
稼ぎ方はバイトやギャンブルなどをこなす、ギャンブルは稼ぎも大きいが当然お金が減ることもある。

2.お店で女の子と会う。
本作では週末にのみお店は開店している。
お店に着いたらお目当ての女の子(ホストガール)を指名して接待を受ける。
このドリクラでの女の子との会話や飲食がこのゲームの主な内容で女子の好感度を上げる手段になる。

大人のお店よろしく当然出てくる飲み物はほぼお酒でアルコール度数が大きいと酔いも激しいなどシステムがなかなかリアルな作りになっている。
接待してくれる女の子にもお酒を勧められ、女の子を酔わせることもできる。
酔わせすぎると強制的に接待終了になるが酔った後にしかフラグの立たない会話もあるのでかなり重要になる。一方主人公も飲み物のよっては酔う、最初のうちは少しの量でも酔いつぶれ接待が終わる事もあるのだが、お酒を飲むほど強くなり、女の子とも対等に飲む事ができる。このシステムはIIS(インタラクティブ飲酒システム)と呼ばれている。

女の子にはプレゼントを渡してさらに好感度を上げたりイベントフラグを立てることもでき、クリア必須ともなるプレゼントもある。
プレゼントは平日コマンドで購入でき、プレゼントを買いに行く際にも女の子とのイベントが発生する場合もある。
他にもミニゲームやリズムゲームでの通信対戦まで完備していたカラオケなどサブゲームも満載している。
(ちなみにカラオケの曲は各キャラ2曲あるが2曲目はDLCで購入する必要がある。)

以上をルーティンしていき最終的にハッピーエンドを目指していく。

キャラ紹介( *´艸`)

攻略可能キャラクターは全部で13人で数多くの需要に応えるべく様々な女の子が働いている。

(ちなみに源氏名)

亜麻音(あまね)※写真1枚目中列左から2番目
声:小清水亜美

本作のメインヒロイン、いわゆる箱入り娘で、自由な外の世界というものに非常に強い関心を持っているが、自分がそういう世界へ出て行く事が出来ないと思い込んでいる。性格は非常に心優しいが、内気で小心なために自信が持てず、まるで怯えた様な接客をする。しかし、映画や物語の話題になると積極的な面を見せる他、真顔で変わった発言をすることもある。昼の顔は不明だが、どこかのお嬢様という噂がある。(関係が推しキャラであるw)

みお ※写真1枚目上列1番右
声:喜多村英梨

京都弁を話すおっとりとした性格で、発明家のタマゴ。しかし人の名前を憶えられない節がある。「世の中の人に役立つもの」をモットーに様々な品を発明するが、肝心な部分が抜け落ちていたり、矛盾が生じて意味を成さなかったり、計らずも人体や環境に悪影響を及ぼしかねない物も多い。なお、現在はとある薬の研究に没頭している。ホストガールの中ではグラマーな部類に入り、唯一眼鏡を着用しているキャラクター(設定で眼鏡を外す事も出来る)。

雪(せつ)※写真1枚目下列1番右
声:水橋かおり

カリスマパティシエを目指す、非常に幼い容姿のホストガール。一人称は「セッちゃん」で、周囲からも愛称として呼ばれている。見た目も言動もとにかく幼いが、当然お酒を飲める年齢である。しかしアルコールには滅法弱い。無邪気な性格故、悪意無き毒舌を容赦なく浴びせてくる等、内面での幼さも強烈だが、子供扱いされることを酷く嫌っている。

玲香(れいか)※写真1枚目上列右から2番目
声:早水リサ

長いストレートヘアが特徴のホストガールで、関西弁を話す。プロボウラーを目指しており、昼はボウリング場に通って練習に励み、夜はドリームクラブで働いている。音楽と運動を好んでおり、学生時代でも得意教科だった。そのため歌唱力には自信を持っている。サバサバとした明るい性格で、ノリの良い今時の女子大生といった感じのお姉さんだが、酔うとやや強引なノリが露出する。

魅杏(みあん)※写真1枚目上列左から2番目
声:真堂圭

昼はモデルの仕事をしている、金髪ツインテールのホストガール。実家は肉屋を営む。いわゆるツンデレで、自分の感情等を素直に表現できない性格。それが災いして、接客時に時折乱暴な口調となってしまう。そのため、誰とでも打ち解けたいと思っている本心とは裏腹に、周囲に対して自分から反発してしまう面がある。ネット上では1番人気になっている。

るい ※写真1枚目中列一番左
声:原田ひとみ 

昼は男子校の教師で、夜はこっそりホストガールをしているという女性。抜群のプロポーションを誇り、店の制服も自慢の胸を強調する造りとなっている等、大人の魅力を打ち出したキャラクターだが、やや夢見がちな少女的一面も持つ。ドリームクラブでの勤務は長いらしく、それなりに古株の様だが、とある大きな悩みを持っている。

理保(りほ)※写真1枚目上列中央
声:後藤邑子

幾つかのドラマに出演しているブレイク寸前のアイドル、次回出演する映画でホステスの役をやることとなり、役作りのためにドリームクラブで働いている。

ナオ ※写真1枚目中列一番右
声:又吉愛

ショートカットが特徴の明朗快活なボーイッシュなキャラクターで、一人称が「ボク」という俗に言うボクっ子。実家が総合格闘技の道場で、彼女も師範代として指導を務めている。体育系の大学に通っており、トレーニングも兼ねて大抵は走って移動する。しかし、もっと女の子らしさを身に着けたいという思いから、ドリームクラブで働く事でヒントを得ようとしている。

魔璃(まり)
声:石毛佐和 ※写真1枚目上列一番左

隠しキャラクターとして設定されているホストガールで、条件を満たすかマイクロソフトポイントを支払うことで指名可能となる。
自らを「ブラッディマリリン」と名乗るミステリアスな女性で、ゴシック・ファッションを思わせる制服と左目の黒い眼帯が特徴。「小悪魔」や「堕天使」といった暗く耽美なフレーズを好む。開発当初はダウンロード専用キャラクターだった。全ホストガール中最も酒に強い。

アイリ
声:児玉明日美 ※写真1枚目下列一番右

魔璃同様隠しキャラクターとして設定されているホストガールで、条件を満たすかマイクロソフトポイントを支払うことで指名可能となる。
「ROZA零式」という名の自動自律型アンドロイド。会話による感情データ収集のためにドリームクラブで働くこととなるが、時折いかがわしいデータを収集してしまっている様子。語尾に「?です」と付けて話すのが特徴。私服として「東京」「修理中」「純愛」など奇妙な単語の入ったTシャツを着ている。

遙華(はるか) ※写真中部右から2番目
声:椎名へきる

世界的大富豪「御門コンツェルン」の一人娘。社会勉強のためにクラブで働いている。
超上流階級の家に育った令嬢ゆえ、筋金入りの世間知らず。一般庶民の常識から懸け離れた言動で主人公を翻弄する。
山田スミスと鈴木ウェッスンというSPが身辺警護についており、クラブでの接客中も常に遙華の後ろに立って目を光らせている。

あすか ※写真1枚目中下部一番右(ZEROのマークの隣)
声:廣田詩夢

スラリとした長身と小麦色に灼けた肌、左目の下のホクロが特徴のホストガール。
本業はビーチバレーのプロ選手。左足の怪我のため療養中で、リハビリを兼ねてクラブで働いている。
体育会系らしく、努力家で前向きな性格。少々荒っぽい所があり、怒るとスパイクのフォームで主人公の頭をひっぱたく。

ノノノ ※写真1枚目中下部一番左(Dの文字の隣)
声:金元寿子

未来からやってきたタイムエージェントと名乗る、不思議なホストガール。ある重要な任務のため現代にやってきたと語るが、肝心なところで「それは言えない規則」と話をはぐらかしてしまうので、どこまで本当か判らない。同僚から「電波系」と思われているのは不満な様子。
現代人とは違う独特の語彙を持ち、出会いの挨拶に「まいにゅ?」、別れの挨拶に「のしー」を用いる。

非攻略対象キャラ

受付
声:平田真菜
ドリームクラブの入り口で待つ受付嬢。主人公がピュアな心の持ち主であるとして1年間の会員権を贈呈する。以後会員期間中、入店時の案内等でお世話になることになる。
サブキャラでありながらその容姿と性格で高い人気を持ち、『マージャン・ドリームクラブ』では夢王位決定リーグ戦を優勝すると初めて指名可能になり、コスプレを披露し、主題歌を歌う他『ドリームクラブ ZERO Special Edipyon!』では、条件を満たすとドリームクラブのステージで歌を披露すること(もちろんほろ酔いやコスプレも可能)が明らかになった。

総評(∩´∀`)∩

キャラクターイラスト、ゲームシステム、シナリオ、どれをとっても高クオリティーな大人の恋愛シミュレーションとなっており、本当はこんなキャバ嬢なんていないとわかっていてものめり込める素晴らしいゲームだ。
恋愛シミュレーションといえば学校生活が舞台になるゲームが多い中、大人の社交場であるクラブが舞台このゲームは異端な内容でありながらリアルに作りこまれており、どっちかといえばいい年したおっさん向けなゲームかもしれない。

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