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スーパーミニプラ バルジオン
「バルジオンさえあれば…おお!やっと会えたな!バルジオン!」
バルジオンは1984年放送のスーパー戦隊シリーズ超電子バイオマンに登場した敵勢力新帝国ギアとは別の第3勢力である反バイオ同盟がバイオ粒子とそれを持つ者を抹殺するために、シルバと共に創り上げた巨大ロボットである。
無尽蔵と言える膨大な反バイオ粒子エネルギーを動力源とし、そのエネルギー余波はバイオ粒子を持つ者を苦しめるだけではなく、柴田博士の良心回路まで無効化する。
特殊金属バルバジウム製装甲はバイオ粒子斬りも通じない頑強な硬度を誇る。一定距離内ならシルバの通信機により無人でも少々の行動は可能で、他の者が操縦していても、シルバの呼びかけにより機能を停止する。シルバは地球飛来時にバルジオンと逸れてしまい、バイオマン打倒のために捜し回るが、バルジオンはシルバ以外でも操縦できるためギアも自己の戦力にしようとこのロボットを追い求める。
武装は胸部中央の装甲を展開して発射する反バイオ粒子砲を主力として、スーパーメーザーにも劣らない切れ味の必殺剣バルジオンメーザー、その剣撃にも耐える硬度を持つ左腕に固定された盾を持つ。
バイオロボに比べると武装は少ないものの、主力武装である反バイオ粒子砲は特に強力で連射可能でかつ驚異的な威力を誇り、さらに常時放出される反バイオ粒子のエネルギー力場が相乗しバイオロボを敗北寸前に追い詰めた。バルジオンメーザーと盾の使用は初登場の48話のみ。
放送中および終了後、ファンの間ではジルバ、このロボに対する人気が非常に高く、長年立体化が待ち望まれていたが、2017年に東映ヒーローネット限定でソフビ化された。
そして2021年、スーパーミニプラでバイオロボ、バイオドラゴンの発売に合わせ、待望のミニプラシリーズでの販売となった(DX版の販売予定は現在の所ない)
キットの出来は期待通りの出来で非常に良い。
可動も完璧だし何よりデザインがすごく良い、バイオロボより人気が出るのも正直頷ける。
終盤に少しだけ出てくるロボットなのだがかなりもったいないと思うのは今ここまでスーパー戦隊シリーズとしての人気故に感じることなのかもしれない。