〈VHS〉「紅い眼鏡」ビデオカセット

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こちらはVHS版のビデオカセット。
機器を持っていない為、再生可能かは不明。

パッケージの「正義を行えば、世界の半分を怒らせる」
のキャッチコピーは本来「機動警察パトレイバー」で
採用予定であったが、そちらの作風には合わない
という理由でこちらに使われた。

作品については映画フライヤーで語ったので、
ここでは真面目にストーリー内容のみ掲載。

〈ストーリー〉
時は20世紀末。
警察は通称「ケルベロス」と呼ばれる
武装特殊部隊を組織した。

しかし、行き過ぎた捜査活動の末、
組織は強制的に解体されてしまう。

解体に反抗した主人公達は武装蜂起を決行。
それは後に「ケルベロス騒乱」と呼ばれた。

蜂起は失敗し、ケルベロスの一員である主人公は
組織再建を賭けて単身海外へ脱出する。
そして3年後、彼は再び東京へ舞い戻ってくる。

彼の帰国を掴んだ公安は刺客を送り、
彼の抹殺と、未だ所持しているであろう
特殊兵装「プロテクトギア」の確保を目的に動く。

主人公は逃亡の最中に、もはや「犬の時代」は
とっくに終わり、組織の必要性も、仲間達も、
己の存在意義すらも無くなってしまっている事に
気付かされる。

かつての仲間に裏切られた主人公は
潜伏先のホテルで追い詰められ、遂に暗殺される。

そして彼の持っていた、
アタッシュケースの中身とは…

#押井守
#紅い眼鏡
#VHS
#ビデオ

https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767

〈当時物〉「紅い眼鏡」映画フライヤー
押井守監督の初期映画作品である、 「紅い眼鏡」の映画フライヤー。 好きな人以外には退屈極まりない作品。 冒頭のケルベロス騒乱を描いたカラーシーンだけを 観ればそれで良い作品とも言える(笑) 日本映画で「モーゼルミリタリー」と「MG34」が 一緒に登場する唯一の作品ではないだろうか? キャストは千葉繁や天本英世といった大物が 目白押しで、予算の割に非常に豪華。 元々は当時はまだ駆け出しだった千葉繁の プロモーションビデオを撮影する話だったが、 次第に話が大きくなり、映画化されるまでに なったとの事。 出渕裕のデザインである「プロテクトギア」が とにかく格好良く、タイトルの「紅い眼鏡」は ギアのヘルメットに付いている暗視ゴーグルを 指した物。 また、作中ラストで主人公がアタッシュケースに 隠していた物が大量の「赤いサングラス」だった為、 そちらとのダブルミーニングとなっている。 ちなみに、裏面のプロテクトギアが肩に担いでいる 銃が私のハンドルネームである「MG34」である。 機関銃な為、ギアを着ないと間違っても 人が持って振り回せない様なとんでも兵器である。 (T2でシュワちゃんがガトリングガンを ブン回してたのと殆ど同じ。) 撃たれた相手をミンチにし、音が特徴的な事から 異名は「ヒトラーの電動ノコギリ」。 #押井守 #紅い眼鏡 #映画フライヤー
https://muuseo.com/kerberos-MG34/items/767

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