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20人格/坂田 明
坂田氏は著書「私説 ミジンコ大全」で、「実は私にはジャズはできない。パンクである」と書かれています。2011年の壮絶を極む名作「平家物語」を別格とすれば、本作はさしずめ氏のパンク・ミュージシャンとしての代表作といえるでしょう。ヴォーカル、ピアノ、アルトサックス、ヴォイス、コーラスを自身で担当、他にも様々なジャンルの腕利きミュージシャンを迎えて文字通り20のキャラクターを演じ分け、それがいちいち面白い。笑うのは当然でも、しまいにただただ感心するばかり。タモリ・赤塚・中村・山下、そして坂田。わかる人にはわかる、あの人脈が作り上げたあの「笑い」。サインをいただいたとき、ご本人からこのレコード珍しいんだよと言われました。#アナログレコード #山下洋輔 #タモリ #坂田明 #中村誠一 #赤塚不二夫 #サイン入り