-
なかったことにされたデビュー盤「東京挽歌 b/w アーメン・ジロー」浅川マキ
1967年、それまで勤めていた地方役場の国民年金窓口係から一念発起で上京、ビクターからデビューした浅川マキのファースト・シングルです。ラーメン二郎という店名はまさかこのアーメンジローから由来するのではないでしょうね、まさかね笑。 それにしても、東芝に移籍してからコンスタントにアルバムをリリースし一定のファンを獲得、新宿アングラシーンを席巻した黒衣のシンガー、以前縁のあったフォーク歌手のライブ中、「マキの話をしたら時々変なことが起こるんですが」と言った途端、店内にディスプレイしていたCDがひとりでに突然落下、「ほらね」ということで皆が怯えながら笑ったものです。うーん、さすがは「恐怖劇場アンバランス」それは無関係か笑。長電話ではイタリアの映画監督パゾリーニしか観ないという話を延々していたという浅川さん。名古屋のホテルでの急死も、近藤等則と同様の死因が推察されますがどうなんでしょうか。のちのたくさんのアルバムと違い、セッションミュージシャンに過剰アレンジで遊ばれていない分だけシンプルでいいと思うのですが、このレコードを持っていますとファンの女性がご本人に言ったところ「すぐに捨ててください」と言い放ったという逸話も。それくらい不本意だったデビュー盤なのでしょう。ご本人には。ただ、捨ててくださいっていうのもなー、いかがなものかなー、そこそこのレア盤で高い買い物だったはずなんですけれども。西独のみならず全欧最高のバンドのひとつであるカンも、末期のアルバムを自分たちの公式ディスコグラフィーから外したほど不本意な作品があったそうですが、浅川もそれと同じ扱いをこのデビュー盤に。たしかに、あの当時同じ寺山絡みのマキのシングルを買うんなら圧倒的に「カルメン」のほうですかね、仕方ないか。ジャケットの定価表記が330円の上から400円、その上にまた500円とシールを二回も上貼りされていた事実が哀しいですが。
昭和歌謡 7" Single ビクター揖斐是方
-
プデイの詩 b/w すてきなプレゼント 唄と演奏 ザ・ハンバーグ 自主製作GS
「アニターッ」と叫んでワイルドワンズ、「ジェニーッ」と叫ぶはカーナビーツ、「ドロシーッ」だったらベアーズ、「ヒロシーッ」の場合は泉アキと相場は決まっているのですが、曲中で人名を絶叫する思い余りは60年代当時の日本の流行歌につきものでした。と、いうわけで、なんだかわかりませんが笑、ザ・ハンバーグです。この、イントロで名前を絶叫してツカミを試みるならわし、そうした楽曲中、最も知られていないマイナーな一曲かもしれません。叫ぶんだ「プディーーーッ」ととりあえず。そこから始まる和製ガレージパンク。いや、グループサウンドという表現のほうが正しいかもしれまん。歌い出しのメロディーは、世代的にも否応なく「白いマットのジャングルに」とタイガーマスクの歌を被せてしまうほどの出来。大笑い。何度聴いても、これはどうしてもそうなるのです。ものの本によると、ザ・サイレンサーの「恋の夜汽車」と続き番号の一枚、おそらく京阪神地区での68,9年あたりの自主製作レコードだろうと。プロ・デビューに至らなかったローカルGSの遺した貴重な自主盤という点では、サイレンサーと双璧かもしれません。この盤に限りませんが、当時のグループ・サウンズのレコード、しかも大メジャーで成功しなかった人々のレコードにつきものの、衝動だけで突っ走るイノセントな情熱、今となっては本当に貴重です。1970年をまたいだ後には、曲中の絶叫、ガヤ、科白などが激減していきますよね。それにしてもハンバーグというバンドもなあ、まさか「三日前のハンバーグ」なら菅原洋一だし、プロコルハルムから由来するとしたら、アダムスの「旧約聖書」みたいな曲が連想されて、とてもこんな曲調とは不釣り合いだし・・だいたいメンバーのプロフィールにはみんなビートルズファンだとあるし。ちなみにメンバー四人のうち、二人が好きな食べ物が「てっちり」というのも凄い。「ラブ・ミー・ドゥ」以降の欧米のロック、ガレージ、ビート、サイケデリック、その他雑多なものをいろいろと聴いてきましたが、外国の60年代の楽曲で「人名絶叫」物はちょっと思いだせません。何かあるとは思うのですが、すぐにででこないのです。だからやっばり「プディーッ」とか「アニターッ」に戻ってしまうのでした。
グループ・サウンド 7" Single 日本芸能クラブ揖斐是方
-
自主製作 カルトGS 「ふたりの愛/ロンサム・チャイルド」ザ・キックス
北海道のローカル・グループ・サウンズ、ザ・キックス。やはりレイダースの曲名からなのでしょうかバンド名は。コロムビアに委託されプレスされて製作されたこのシングルは1968年か9年あたりではと思いますが、ジャケットが作られる前に発売中止となったようです。A面は歌謡曲ですが、B面は「夜をぶっとばせ」を聴いたあとに思いついたと思しき英語のガレージ・ナンバーで悪くない出来です。とにかく情報が乏しい。どちらさまか、このバンドのプロフィールや、盤までつくられながら、いったいなぜ正式リリースに至らなかったのかなど、御存知の方がいらしたら是非ご教示ください。カンパニー・スリーブもレーベルもれっきとしたコロムビア。しかしジャケットが存在しない。これは可哀想です。この写真はやはり本格プロデビューを控えてのプロモーション用の撮影だったと思うのですが。
グループ・サウンド 7" Single コロムビア揖斐是方
-
スーパーソニック・ロケット・シップ/キンクス
70年代に入り五人編成となり、日本では相変わらずヒットのでなかったザ・キンクスですが、それでもこの曲が象徴するような文字通りの捻くれぶりは流石。今から50年以上前に見た深夜の音楽番組「ナウ・エクスプロージョン」、御記憶の方もいらっしゃると思いますが、その番組でこの曲のプロモーション・フィルムが流れました。曲のタイトルに反して、人類が様々な形状の飛行機を創り実験しあえなく失敗していくという御馴染みの古いモノクロ映像をつなぎあわせたそれは、なんとも「ロック」らしからぬ、しかしどこかで人懐っこいメロディのこの曲とともに、すぐに記憶にとどまりました。が、世代的にはそれどころじゃなく、優先して買うべきレコードが膨大にあった頃、何十年もこの曲は保留扱いにしていたわけです。そのうち、当然初期キンクスのすばらしさに開眼、「フェイス・トゥ・フェイス」「サムシング・エルス」あたりまでは手離しで支持するファンにはなりましたが、なにか一曲忘れて居る。それがこれでした。1972年の発売。
ロック 7" Single RCA揖斐是方
-
「何故か本出した何故かヒットした」の空耳でお馴染みブルース・マグース・本邦デビュー盤 『タバコ・ロード』
それ以前から何度も聴いてきた曲なのに全く気付くことなく、「空耳アワー」で流れた時には爆笑しました「恋する青春」のこの一節。ヴィダル・サスーンがヘアーデザインをしたというニューヨークのサイケデリック・ロック・バンドの全米で五位を記録した最大のヒット曲でした。勿論日本でもシングルは発売されていましたが、アルバムの方は、本邦独自のジャケットとタイトル、そして、セカンド・アルバムの『エレクトリック・コミック・ブック』からの楽曲とともに収録、つまり1stと2ndのダイジェスト2in1というコンセプトでリリースされたアルバムです。60年代当時は日本独自のジャケットに差し替えて発売するケースもあったし、わが国だけの編集によるコンピレイションも多々でていました。但し、二つのアルバムから選曲して、一枚のファースト・アルバムに仕立て上げたなんていうのは、あまり他に聞いたことがありません。オルガンをフィーチャーした所謂60'sガレージ・サイケの代表的なバンドで、「タバコ・ロード」や「グローリア」では混沌とした熱演を。バンドは四作目とラストの五作目で大幅なメンバーチェンジと全く異なる音楽性に転身、途中参加のエリック・ジャスティン・カズが主導権を握って凡庸なアメリカン・ロックを模索するもそこまで。つまりオリジナル・メンバー五人による三作目までが「ブルース・マグース」の本姿でしょう。後期・末期になり、メンバーも音楽も全く異なったりするもバンド名はそのまま、そんな例はプルーンズやブルー・チアー、チョコレート・ウォッチなどでお馴染みですが、そこもまた当時のシーンならではのいかがわしさ、うさん臭さがありますね。彼らの末期の姿を見て、もうこれは違うバンドだ。なんて言うのは簡単ですけれども、昔の名前で出ています状態をキープしないと商売上まずかった、まったく売れなかったけど、一応やってみたと。
サイケデリック・ガレージ LP、アルバム マーキュリー揖斐是方
-
昭和コミカルムード歌謡「おさけ」。和製「テキーラ」ジョージ山下とドライ・ボーンズ
なんとかかんとか言いながら/みんな呑んでる酔っている/人間様の好きな水/素晴らしい水だよ/おーさーけ/キチガイ水だよ/オーサーケ と1966年のドライ・ボーンズは歌うわけです。古今東西に蔓延するウンザリするようなアルコール讃歌か、吐き気がするほど多いですね、その手の楽曲は。しかし面白い、実に人懐っこく、ポップかつキャッチー、ちょっと忘れがたいほどの大衆性といいましょうか、ヒットしても良かったんじゃないですかねーこれは。他のコーラスグループも唄っていますが。世界的スタンダード「テキーラ」をベースに、それを日本に置き換えただけの発想で作られたのは明白、一聴して大笑いですが、そこがまた愛おしい。とにかく人生において、スキさえあればアルコールにありつきたいと願う健気な酔漢たちを歓喜さすのに十分な非常に愉しい一曲です。
ディープ歌謡 7" Single コロムビア揖斐是方
-
ブルーチアーのCD
初期限定ですがフェイバリットのひとつです。
揖斐是方
-
『テオレマ』 ピエル・パオロ・パゾリーニ テレンス・スタンプ テッド・カースン サウンド・トラック盤+
イタリアの寺山修司、鬼才・ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の映画『テオレマ』(1968)に関する物品です。アナログ・シングル、LP、CD、レーザー・ディスク、欧州版巨大ポスター、DVD、ブルーレイ、原作本など。自由な解釈が可能な不可解なこの映画の持つ寓話性は有名ですが、私見ですが、信仰心や聖性と無縁になった人間たちがいかに悲惨な奈落へ堕ちていくかを描いた傑作だと思っています。ブルジョア一家の辿った末路とは、そのまま戦後日本人の空漠そのもののような気がしてなりません。そしてパゾリーニはこれを『テオレマ』=『定理』と呼ぶ。まさにラジカリストです。サウンド・トラックはエンニオ・モリコーネがメインで担当、シングル、LP、CDにはしかし、荒涼とした火山地帯をバックに流れる冒頭の音楽が一切収録されていません。このあたりの事情はよくわからないのですが。突き止めるまでかなりの時間を要した、あのクールかつ静謐な、まるで葬送曲か鎮魂歌のようなジャズはデッド・カースンによる『ドルフィーに捧げる涙』でした。個人的には、この一曲だけがこの映画に最もふさわしいと確信しています。どういう経緯でこの曲がこの映画の冒頭に流れるのか。使われていないヴァージョンも存在しています。御存知の方がいらっしゃれば是非ご教示いただきたく思います。なお、日本での公開当時のチラシには「高校生必見」「これは成人映画ではありません」との文言。隔世の感が。
映画音楽 ジャズ 7" LP CD DVD ブルーレイその他 キング・ポリドール その他揖斐是方
-
「愛の祈り」「コーヒー天国」 オクトーバー・チェリーズとジェイド・アンド・ペッパー 日本盤シングル
シンガポールとマレーシアで絶大な人気を誇った60-70年代の東南アジアを代表するバンド、オクトーバー・チェリーズとその前身、ジェイド・アンド・ペッパーの国内盤シングルです。まさかこのバンドが、過去に日本盤で出ていたなんてと驚愕する例がいくつかありましたが、これらもそのひとつ。サイケデリック・ロック・ファンの中では「ペッパーリズム」といったオムニバス盤やポコラ本などで以前から認識されていた、ビートレスク・ポップ・サイケの名バンドです。1969年がデビュー・アルバムを発表した年で、そこには「ゲット・バック」から多大なヒントを得たような(笑)曲も入っていました。この二枚は順序からいえば「コーヒー天国」の方か先にリリースされたものですが、国内発売されたとはいえ、殆ど誰も買わなかったのではないかと思われるほど知名度低し。最初から器用なバンドで、「愛の祈り」の方はB面がほぼ原曲に忠実なハード・ロックとしてグランド・ファンクの「アー・ユー・レディー」を。それにしても、帯付きLPとしか思えないようなジャケットデザインのシングルというのも非常に珍しいのではないでしょうか。
ロック 7" Single グラモフォン・ポリドール揖斐是方
-
1971年のオランダ製海賊盤・東京キッド・ブラザースの「八犬伝」ライブ。
東由多加といえば、寺山・唐に続く日本のアンダーグラウンド演劇界の鬼才。といいたいところですが、あにはからんやそうでもない現状があります。あまりにも寺山が天才過ぎた、しかも恐るべき求心力・人間力をもって時代の才能を惹きつけ、集め、成功した。スケールとバリューはそこまでではないものの、唐もテントの中で間違いなく異空間をつくりあげた。対して東。まだこのころは柴田恭平もいないし、音楽面では元テンプターズの二人や下田逸郎がサポートするも、たとえばJ.A.シーザーの音楽に比してもあまりに弱い。ただ、桟敷やテントほどの後世に記憶されるほどのパワーはないにしても、東も頑張り海外公演などにも積極的でした。このレコードは1971年の長期欧州公演時に録音されオランダでつくられたと思しきライブ・ブートレッグです。当時のメンバーの直筆サインも入っていますが、この点にバリューはないでしょう。帰国後、スター俳優もそこそこ育て、キングレコードなどからもアルバムはいくつもリリースされることになります。しかし個人的にはたとえ松崎由治や高久昇などテンプターズ組のその後の音楽が聴かれようと、そんなことより一日も早く東監督、秋田明大主演のまぼろしの「ピーターソンの鳥」ブルーレイ復刻をと熱望する次第です。
ミュージカル LP, Album プライベート盤揖斐是方
-
カサノヴァ7 (セッテ) コロムビア・コンプリートと夜の柳ケ瀬
ヘンな外人という言い回しがありました。ロイ・ジェームスでもイーデス・ハンソンでもイーエッチ・エリックでも誰でもいいですが。 ただし、出門英と組んだロザンナは、あまりそういう形容はされなかったような気がします。されたのかもしれませんが。遮二無二曲中でアモーレミーヨーなどと叫ばされたのは致し方ないでしょう。まだ60年代の日本国ですから。このグループはそのロザンナの兄や叔父がメンバーとして在籍していたコーラス・グループで69年コロムビアからデビュー。「夜の柳ケ瀬」はデビュー盤、そこそこのヒットらしいのですがまったく記憶にありません。白眉は三作目のシングル「万博でヨイショ」。コンニチハーコンニチハーの三波ばかりが歴史に残っていますが、これも見逃せないカルト歌謡の傑作です。イタリア語も交えて橋本淳が作詞。人類に夢も希望もあった時代への追想が。デビューシングルには女性メンバーとしてキャシー中島の姿があります。しかしセカンドにはもういません。そもそも最初からメンバーじゃなかったという話もあるようで真偽不明。どうでもいいですけれど笑。
ムード歌謡・ただしカルト+ディーブ CD 七インチシングル コロムビア揖斐是方
-
「幻のブルース」 フラワー・ショウ 華ばら 藤本卓也 泥臭い
何事においても、濃くて泥臭く古臭くてベタな表現が影を潜めてから、この国はつまらなくなったとお嘆きの方はいらっしゃいませんでしょうか。作曲家・藤本卓也などはまさしく歌謡界でそのスジの権化、矢吹健「あなたのブルース」を筆頭に昭和史を彩る、所謂ディープ歌謡の巨匠。夜のワーグナーだかドビュッシーだか知らんけど。ローオン・レーベルからのリリースなので作風はコテコテのナニワサウンド、あの「フラワーショウ」の華ばらがワイルドかつパンチのある歌唱を聴かせる「まぼろしのブルース」です。そういえば「まぼろし」などと言う言葉はとっくに使われなくなりました。昔は「まぼろし探偵」「幻の湖」「まぼろしの世界」「幻の10年」などいろいろありましたが。イロモノの芸人さんがレコードを出してそれがヒットすることが昔はよくありました。中にはとても巧い人もいて、すっかりその気になって笑いをないがしろにした人もいましたが笑。この楽曲は勝彩也や佐久間浩二などのバージョンも勿論有名ですが、アレンジの巧さも相まってこの盤が一番迫力に富んでいます。
ディープ歌謡 7" Single ローオン揖斐是方
-
AWAY WITH WORDS / THE BEATLES 3LP BOX SET
1976年に出た三枚組ボックスセットの海賊盤です。「アウェイ・ウィズ・ワーズ」というのは1972年の夏に公開されたマルチメディア・ショウとのことですが、詳細を御存知の方がいらっしゃれば、ぜひご教示いただきたく思います。とにかく映画館での音をただマイクで隠し録りしただけだろうという劣悪な音質で、そもそもこの手のものに、まして70年代当時は音質など期待できるわけもなく、しかしそれにしても酷いと。もとよりビートルズのコレクションはしておらず、なぜこれを入手したかといわれますと、二枚目の写真にある「シーズ・ノット・ア・ガール」という曲を聴きたい一心でした笑。それが「ウォームガン」ということも、ネタはフェイクということも承知のうえで、どんなイカサマな編集をしているのかを確かめたかっただけなのでした。聴いてみて、もちろん「なんだこれ」と思わせる芸のない有様だったのはいうまでもありません。でもそれをイチイチに入手して確認しなければ気が済まなかった己のサガに苦笑するわけです。#beatles
ビートルズ LP, Album 安くはなかった揖斐是方
-
ゴースト・ダンス/マイケル・ジャイルス、ジェイミー・ミューア、デヴィッド・カニンガム
元フライング・リザーズの鬼才、カニンガムと、元キング・クリムゾンの二人、ジャイルズとミューアが組んで 製作した映画のサウンド・トラック盤です。1995年の発表。この顔合わせならば、ほぼ間違いないと思って聴いてみたのですが、期待値が高かったのか、そうでもなかった笑。硬質で冷たいインプロビゼイションが続くのですが、もしもこれが70年代のうちにアナログで録音されていたなら、その時代性やミュージシャンたちの才気の点で、さらに良くなっていたのではと思われます。ミューアとカニンガムの奔放さを、ジャイルズが制御し過ぎている印象。ただし、太陽と戦慄の冒頭そのもののミューアのパーカッションなどは堪能できるのですが。#kingcrimson #flyinglizards
映画音楽 実験音楽 音楽CD voiceprint揖斐是方
-
第51回蜥蜴忌 13
米国での7枚目のアルバムの、当初予定されていたオリジナル・デザインを採用してリリースされたベネズエラ盤です。彼らは1970年だけで本作を入れて3枚目のアルバムを発表しましたが、まるで終わりが近いことを知っていたような急ぎ方、しかも不吉な数字のタイトル。ジャケット裏は米国盤フロント・カバーのモノクロ写真です。#ベスト盤 #アナログレコード
ロック LP, Album エレクトラ揖斐是方