1986 天空の城ラピュタグッズ
徳間康快により本作での製作協力は電通となり、電通は天空の城ラピュタに「味の素」と「東芝」2社とのタイアップを持ちかける。
そこで鈴木敏夫はタイアップによる思わぬ商業主義の壁に当たるのだが、高畑勲の助言で劇中映像を商品に使わせないなどの厳しい条件を次々と提示し、商品宣伝に使用できるラピュタの素材をかなり絞った。
そんな事情から「味の素」や「東芝」のノベルティでは劇中映像を使ったものは極めて少なく、本作のタイトルロゴ・ラフ画を中心としたものや実写CMを新規製作することを基軸にプロモーション展開されることになる。(東芝のノベルティではセル画のものが使用されているが、こちらも劇中映像ではなく、第一弾ポスター用に作られたシータとパズーのセル画が使用されている)