ブルマァク ダークロン スタンダードサイズ 当時物

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アイアン、キティファイヤーに続く、第三のインベーダー怪獣、ダークロン。
異様な角度で生えている頭部の四本の角に、毒虫の棘の如く生え揃っている下半身の突起群。よく第二次怪獣ブーム期の怪獣には「トゲトゲやら突起やらが多すぎる」という声が挙がりますが、このダークロンはまさにそうした特徴を持ちながらも、スタイリッシュでアーティスティックな格好良さがあります。常に笑みを浮かべているかのように不敵で、悪魔的な表情も思わず魅入ってしまうほど魅力的です。(ダークロンのデザインは、『帰ってきたウルトラマン』第34話「許されざるいのち」や『ゴジラvsビオランテ』の原案者として知られる小林晋一郎氏が『帰ってきたウルトラマン』用に考案した「ガロア星人」を転用したものです)

そんなダークロンの、ブルマァク当時物のソフビ。
全8パーツ構成、可動部位を多くすることで着ぐるみの雰囲気に近づけた意欲作ですね。
可動部位を極端に少なくすることによって現在のリアルフィギュアにも通じる造形美を誇るキティファイヤーとは全く対照的なコンセプトですが、ある程度のリアルさを持ちながら玩具としての高いプレイバリューも備えているところなど、こちらもまた、当時のブルマァクの技術レベルの高さを物語る一体だと思います。

#ミラーマン #ブルマァク #円谷プロ #ソフビ #怪獣

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