- amyurieru Museum
- 1F 鉱物資料
- Cobalt Spinel (Tanzania) 0.310ct
Cobalt Spinel (Tanzania) 0.310ct
<鉱物の説明>
コバルトスピネルは、コバルト(Co)によって鮮やかな青色を呈したスピネルを言う。
ブルースピネルの発色要因は鉄(Fc)とコバルトの含有量に因る。
此方はコバルトのみの発色による深い青色を呈している。
少し前に話題にありましたが、
日独宝石研究所の表記の出し方によってブルースピネルなのか、
コバルトスピネルと呼んでもいいのかが分かるらしい。
此方の場合は「コバルトバンドを認む」のみなのでコバルトスピネルになる。
「コバルトバンド及び鉄バンドを認む」の場合は、コバルト優勢の青色なのでコバルトスピネルになる。
「鉄バンド及びコバルトバンドを認む」の場合は、鉄優勢の青色なのでブルースピネルとなる。
というお話を聞いた。
<鉱物データ>
分類 酸化鉱物
化学式 MgAl₂O₄
結晶系 等軸晶系
へき開 無し
モース硬度 7.5-8
光沢 ガラス光沢
色 青系
条痕 白
屈折率 1.71-1.733.55-4.12
比重 3.55-4.12
<その他コメント>
2024年秋の浅草石フリマにて購入した。
女性店員が二人でやっているアクセサリーメインの店にて購入した。
此方ではベトナム産の鮮やかなコバルトスピネルも販売していたが、
値段及び品質を考慮して此方のタンザニア産を購入した。
こちらのバイヤーは、値付けが明らか安い物もあり、それは知人が購入していた。
参考文献(敬称略)
カラッツ https://karatz.jp