Padparadscha Sapphire 0.82ct

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<鉱物の説明>
パパラチアサファイアは、スリランカ産の特定の色の美しいサファイアを指している。
名前の由来ははサンスクリット語で「蓮の花の色」を意味する「padmaranga」から来ている。

現在はパライバトルマリンと同じく、産地は関係なく色のみでパパラチア判定がでる。
日独宝石研究所では、パパラチアサファイア(と思われる物)を検査する時は、
口頭(電話)ではあるが、退色検査も入るので了承できるかを確認される。

日独宝石研究所によれば、シルキーであろうが色が該当すればパパラチアとなる。
ベリリウム拡散処理がされたパパラチアも存在する。

元々は桃色優勢のパパラチアが人気で高かったと聞くが、
2024年現在は橙色優勢の目を引かれる色が特に高い印象。

<鉱物データ>※コランダム
分類   酸化鉱物
化学式   Al₂O₃
結晶系   三方晶系
へき開   無し
モース硬度   9
光沢   ガラス
色   橙桃色~桃橙色
条痕   無色
屈折率   1.76-1.77
比重   4

<その他コメント>
GemTreeJapanに所属していたゲオちゃん作品。
お客様が御徒町の有名店で装飾品と交換したパパラチアに手直しをした。
その店は品質は高く、高価なパパラチアだったので、
ある意味コラボをしたような石。
日独宝石研究所鑑別取得(恐らく加熱なので加熱鑑別無し)

参考文献(敬称略)
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki

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