- amyurieru Museum
- 1F 鉱物資料
- Richterite 0.694ct
Richterite 0.694ct
<鉱物の説明>
リヒテライトは、1865年にドイツの鉱物学者テオドール・リヒターに因んで名づけられた。
原石は柱状や繊維状、岩に張り付いたような形で産出される。
色相は、茶色、灰褐色、黄色、バラ色、緑色まであるようですが、
恐らくクロム(Cr)やリヒテライトの成分の一部が置換して出来る変種等で色が変わると思います。
リヒテライトのマグネシウム(Mg)が鉄(Fe)へ置換されたフェロリヒテライト、
水酸基(OH)がフッ素(F)に置換されたフルオロリヒテライト等がある。
<鉱物データ>
分類 ケイ酸塩鉱物
化学式 Na₂CaMg₃Fe₂[Si₈O₂₂](OH)₂
結晶系 単斜晶系
へき開 完全
モース硬度 5-6
光沢 ガラス、脂肪光沢
色 無色、黄色、青色、紫色
条痕 白
屈折率 1.605-1.665
比重 3.0-3.5
<その他コメント>
遥か昔からお世話になっているヤフオク出品者より購入した。
厚みはないのでノッペリしている裸石。
不透明な青色が綺麗な印象があったのですが、こういう透明なのも割と綺麗という印象。
特に目立つほどの屈折率がある訳でもないので、
無色透明な鉱物の一つという位置づけなのかな。
参考文献(敬称略)
Wikipedia https://en.wikipedia.org
Patrickvoillot https://www.patrickvoillot.com