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キハ261系1000番台HET色「スーパーとかち」
「スーパー宗谷」向けに製造されたキハ261系基本番台をベースに、2006年に「とかち」として残っていたキハ183系の置き換え用として登場した車両が、キハ261系1000番台です。
基本番台と同様の車体傾斜装置を搭載していますが、車体は「スーパー白鳥」で使用されていた789系電車(現在は「ライラック」で使用)によく似た意匠になり、ステンレス地は梨地仕上げになりました。
両先頭の2両ずつがユニットになっており、中間に単体の1300番台を組み込むことで車両の増結が可能です。
2014年のダイヤ改正により保守軽減を目的とした最高速度の引き下げが行われ、車体傾斜装置を使用しなくなりました。模型のST-1105・1205編成は、製造時からこれを搭載しない車両です。車体傾斜の停止と未搭載化に伴い、傾斜を意味する「Tilt」のロゴは順次「HET」に書き換えられました。
新塗装車も所持しているため、色が違う車両の混結のバリエーションも楽しめます。現在はユニット間に1両の1300番台を挿入し、「スーパーとかち」のヘッドマークを付けています。