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近畿日本鉄道30000系「Vista EX」
1978年に登場した特急型電車で、2階建て構造の車両を編成中に組み込んだ「ビスタカー」としては、3代目にあたる形式です。 1996年からは、22000系「ACE」などの登場によって見劣りが顕著になった車内をリニューアルする工事が開始され、塗装の変更と同時に、愛称も「Vista EX」になりました。 この模型は、喫煙室設置工事と新塗装化が施された、2019年以降の姿が再現されています。 以前製品化されていた新塗装の車両は、喫煙室がまだ設置されていない過渡期のタイプであったため、両方とも施工が完了したこのタイプの製品化を心待ちにしていました。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON横浜店Tsukuba-3000
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近畿日本鉄道50000系「しまかぜ」
近鉄50000系は、伊勢志摩へ向かう観光列車として、「乗ることが目的となる列車」をコンセプトに開発された特急型電車で、「しまかぜ」の愛称があります(「ひのとり」も同様に列車名ではない)。2013年に大阪難波・名古屋の2駅から賢島間で運行を開始し、その後京都〜賢島間を結ぶ列車も新設されました。現在も近鉄のフラッグシップ車両として活躍しています。 模型は第1編成50101(SV01)編成を再現。室内表現ステッカーで車内を実感的にし、編成両端2両のプレミアム車両は黄白色のポポンデッタ室内灯を、グループ席・カフェ車両はTORMの暖色室内灯を入れました。 正面窓ガラス付近は、角度によって見えてしまう成型色を隠すべく、一部を黒ペンで塗りつぶしました。また、行先表示シールはグリーンマックス製の近鉄特急ステッカーを使用しています。 現在、市場には基本セットばかりが出回っており、再販があるまで増結セットは入手困難な状況です。たまたま中古店で基本+増結が一般的な価格でで売られているのを見つけ、購入しました。 #近畿日本鉄道 #しまかぜ
鉄道模型 Nゲージ TOMIX クルクル秋葉原店Tsukuba-3000
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近畿日本鉄道80000系「ひのとり」
2020年3月、近鉄名古屋〜大阪難波間の名阪特急に投入された特急車両が、80000系「ひのとり」です。特急「アーバンライナー 」の上位互換として登場し、名阪甲特急の運用を担当、玉突き転配による汎用特急車12200系の置き換えも目的としています。 編成は6両と8両があり、どちらも先頭車両がハイデッカー構造のプレミアム車両、中間車がレギュラー車両という編成です。プレミアム・レギュラー問わず、座席背面にバックシェルが付いており、後列の人を気にせずにリクライニングができる点が特徴です。また車内販売は無くなり、先頭車両に自動販売機とコーヒーメーカーを置く事で代替としました。 模型はTOMIXから発売された6両編成セットです。TORM製室内灯を実車に合わせてセレクトし、取り付けています。窓が大きいため、室内灯の効果は抜群です。 8両編成がどのような構成で発売されるか、とても気になります。 #近畿日本鉄道 #ひのとり
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON秋葉原店Tsukuba-3000
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485系1500番台 K60編成
485系は、国鉄電化路線の特急型電車として登場した車両です。1964年から1979年の間に製造され、その後も本州や九州で活躍を続けたオールマイティな車両です。 1500番台は、300番台を基本に北海道での使用を考慮して改良された車両で、函館本線の特急「いしかり」に使われました。しかし、それでもなお雪対策が不十分なことが判明し、781系に置き換えられる形で本州へ転属しています。 K60編成は新潟地区で活躍していた1500番台を常磐線の勝田電車区に転属させたもので、主に臨時列車などの波動用として用いられました。青い帯とイルカのマークが特徴です。その後、「ビバあいづ」で活躍していた車両がK40編成として転入し、2編成を連結させた10両編成で運用に入ることもありました。 実車は2013年に引退しています。 模型はTOMIX製で、ハイグレード商品として発売されました。それ故細かな取り付けパーツも多く、整備に時間がかかりましたが、アンテナやトイレタンクなども余すことなく再現されています。 関東では、発売後すぐに市場から消え、買取も高値になるほどの人気ぶりでした。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX IMON横浜店Tsukuba-3000
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キハ261系1000番台HET色「スーパーとかち」
「スーパー宗谷」向けに製造されたキハ261系基本番台をベースに、2006年に「とかち」として残っていたキハ183系の置き換え用として登場した車両が、キハ261系1000番台です。 基本番台と同様の車体傾斜装置を搭載していますが、車体は「スーパー白鳥」で使用されていた789系電車(現在は「ライラック」で使用)によく似た意匠になり、ステンレス地は梨地仕上げになりました。 両先頭の2両ずつがユニットになっており、中間に単体の1300番台を組み込むことで車両の増結が可能です。 2014年のダイヤ改正により保守軽減を目的とした最高速度の引き下げが行われ、車体傾斜装置を使用しなくなりました。模型のST-1105・1205編成は、製造時からこれを搭載しない車両です。車体傾斜の停止と未搭載化に伴い、傾斜を意味する「Tilt」のロゴは順次「HET」に書き換えられました。 新塗装車も所持しているため、色が違う車両の混結のバリエーションも楽しめます。現在はユニット間に1両の1300番台を挿入し、「スーパーとかち」のヘッドマークを付けています。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX タムタム秋葉原店Tsukuba-3000