修理遊びは楽し(ビール貨車編・その2)
初版 2020/01/27 23:02
改訂 2023/08/05 09:58
ホフブロイと同時期に入手したクルムバッハ、ドイツのフライッシュマン社製のNゲージです。
ヤフオクでジャンク品の600円と格安でして、何がジャンクかというと連結器(カプラー)が片方欠損しています。
この程度なら適当にその辺のパーツを使って直るかな、と気楽に取り掛かりました。
しかし、いきなり誤算が、、、。
普通の構造かと思いきや、車体側にピンがありまして、それにカプラーを刺して左右に首振りをする構造のようです。(※でも、生きている反対側は中にスプリングが入っていて上下左右に首を振る構造で、、、どうなってんじゃ?)
これは最近の日本の標準の構造とすこし異なります。今手元にある適当な予備品はこのグレーの普通のやつなのでそのままでは入りません。
カプラー側に、車体からのピンを通す穴を開けないと。
アナ開けます。
開けたのはいいんですが、車体側のピンが微妙に太く(たぶんφ0.9mmくらい)、カプラー側は部品の幅の関係でφ0.8mmの穴あけが限界です。
仕方ないので車体側のピンを撤去。
適当な材料ないかなと周りを探して、すぐ目に留まったのが「ゼムクリップ」でした。
しかもカプラーに開けた穴にジャストサイズ!
クリップをまっすぐ伸ばし針金状にして、それを短く切断、ピンにするため車体側に埋め込みます。そこにカプラーを…
バッチリです(笑)
ちゃんとカプラーが首を振ります。
ここに蓋をしないといけません。
何かないかな、と再び付近を物色。
有りました、ワインの蓋のところを覆う薄い金属のやつ。それを平に広げたものです。薄いし丈夫だし、ちょうど良いのでこれで塞ぎましょう。(これは、いろいろ使えて便利な材料です。短冊状にして丸めると、1/35の丸めた毛布になったり、いろいろ使えます。)
で、グレーのカプラーにチョチョイと色塗って完成!
ホフブロイと合わせて2両が現役復活。
メデタシメデタシ、、、。
#ビール貨車
#修理
woodstein
2020/01/28最後の画像に見える土屋守氏の文字、『マッサン』の監修の人ですね。
10人がいいね!と言っています。
T. S
2020/01/28 - 編集済みその通りです。日本でウイスキーと言えば土屋守先生ですね。この写真の後ろの本は全部土屋センセの本です。
私、実は専門はビールではなくてウイスキーなのですm(._.)m
10人がいいね!と言っています。