執念のクルセイダーMk.2(その6…砲塔編の続きの続き)…の巻

初版 2020/09/21 12:53

改訂 2023/08/05 11:29

クルセイダーMk.2の砲塔、まだまだ続いてます。


まずは後部の雑具箱から。

基本はキットのものを使いますが、今回は珍しくエッチングパーツを使います。

以前に「どうやってMk.1か2に改造しようか…?」と迷っていたときに買っていたモノで、、、この車両に使わないと一生使わなくなる可能性大のため…開封!

雑貨箱の金具や、上面のハッチを開いた時の支えなど、頑張って取り付けました。

流石に精密になりますね。

しかし!

出来てから気付いたのですが、ここって丸っきり見えなくなります(°_°)

…うーん。

幸先悪いスタートですね(笑)


めげずにあれこれ付けていきます。

砲塔右側のサーチライトにも…、

ハンドル関係がエッチングで付きました。

この防盾の上のシャアザクのツノみたいなのは何かと言いますと…、あとでご説明します。

この写真↑↑↑では、まだ肝心な何かが付いてません。

前面の砲の右側のノッペリしたところ、そうです、ここには発煙弾発射機のバルジが付いていますから、作らないといけません。


また出ました、シャーマンの誘導輪です。

たしかドラゴンの余りパーツだったような…。

これをカットして、丸みを出して…、

スリットの穴を開けたら内側をえぐりまして…、内部を中空にしたら出来上がり。

取り付けます。

お、よいよい。ヨイですね。

これで砲塔前面の加工は終了です。


あと一つ。左側の後部にアンテナ台が付きます。

プラ板、キットのランナーなどを加工して「適当」に作ります。

このアンテナ台↑↑↑の四角い台の所、金属の薄板を使ってますが、、、これはコレ↓↓↓を使ってます。

ワインの栓のところを封している鉛板です。(※鉛かどうか分かりませんが、柔らかい金属です)


これは何かと使えるので取っておいた方がいいのです。

たとえば、このように↓↓↓、丸めて畳むと「畳んだシート」になったり…。

結構お役立ち素材なんですヨ。


さてさて、本題に戻ります…。

最後の加工は、ハッチの前縁部の縁取りを付けまして…、パーツが全部揃いました。

サーフェイサーをかけて下地をととのえましょう。

いやー、出来ましたね。

Mk.3の6ポンド砲塔から、2ポンド砲のMk.2砲塔に生まれ変わりました。

しかも、金属砲身、金属銃身、エッチングパーツまで使って、私にしては珍しくかなり贅沢な作りです。


車体に載せてみましょう。

祝(^_^)祝  

…改造作業は全て完了です。


ところで、先ほど触れましたシャアザクのツノみたいなやつ、、、

何かと言いますと、車長が自分のペリスコープ(砲塔の天井センターにある覗き窓=潜望鏡)から外を見て、自分で砲の照準を付けるためのものなんです。

でも、この人も「…こんなので弾が当たるのか???」と思ってます(笑)

しかし、イギリスの戦車には大抵付いてるんですよね、コレ。


さて、これにて昭和感漂う改造作業は終わりですw

いよいよホントに下回りのRC外注を発注せねば!


クルセイダーの道はまだまだ続きます♫


…あ、そうだ!レイクマン機銃架を作るの忘れてた、、、。


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T. S

I am a collector....

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    toysoldier

    2020/09/21

    シートをワインの栓のアレで代用したり、シャアザクのツノを照準軸にしたり…

    発想がすごいですね。

    モデラーとしての経験とセンスが光る逸品ですね!
    完成は、間近ですかね…?(笑)

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      T. S

      2020/09/21

      シャアザクのツノは使ってません(笑)
      例え話です、、エッチングですw

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      toysoldier

      2020/09/21

      真面目に返されてしまったー(笑)

      エッチングという名の、拾ってきたシャアザクのツノを使ってるんですよね( ̄ー ̄)

      技量が成せる技ですよ!

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      T. S

      2020/09/21

      車体は赤にします(笑)

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    T. S

    2020/09/21

    実は、クルセイダーのMk.1とMk.2の違いが今一つ不明確でして、、、オスプレイ誌の資料本から理解した私の見解では、

    Mk.1
    砲塔の防盾は外装式の複雑な形/車体前端のライトはセンターに一つ目で三角形の出っ張りで付いている

    Mk.2
    砲塔の防盾は今回の作例のようなカバー式で可動部は内側に内装/車体前端のライトはMk.3と同じく左右の二つ目

    …という分類で、今回は防盾をMk.2仕様で作ったので、ライトは上記のMk.2仕様の二つ目になるんですが、、、私は本当はクラシックな初期型感が強いMk.1の「一つ目仕様」を作りたかったのです。
    でも、防盾がMk.2仕様なのでそうはいかず…。

    しかし、ずっと困っていたのが、いろいろ検索すると模型界では上記のMk.1と2の違いがいろいろゴタマゼになっている作例が散見され、一体全体なんなんだ?と良く分からない感じなのです。
    Mk.1の一つ目車体にMk.2仕様のモリモリした防盾が付いていたり…。

    引き続きあれこれキーワードを入れて検索したところ、、、有りました。実車の写真が。「車体は一つ目のMk.1仕様、砲塔はMk.2仕様の防盾」の車両が。。。

    …ということは、Mk.1でも後期タイプになるとMk.2仕様の砲塔になっているものがあったのでしょうか?(戦場での被弾車両を復旧する際の現地改修かもしれません。)

    理由や経緯はともあれ、「有る」ことが分かりましたので、車体は「一つ目」にして、この車両は「Mk.1」ということにします。

    いま、クルセイダーの資料本を海外よりお取り寄せ中ですので、それを見たらわかるかもしれません。後日確認したいと思います。

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    T. S

    2020/09/22

    見ても皆様ほとんど分からないと思いますが、細部がいろいろ追加になりました。
    防盾の上の吊り環、砲塔上面のアンテナ基部、左側面のよく分からん金具、右側面にはレイクマン機銃架の基部(銃架は未だです)…などなど。。。

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    T. S

    2020/09/23

    ブレン機関銃を吊るす為のレイクマン機銃架(っぽいもの)を作りました。
    ブレンガンはバナナマガジンからドラムマガジンに換えないといけないのですが、、、パーツがあったはずが見つからず…ただいま捜索中です。

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    T. S

    2020/09/23

    発見! ドラムマガジン有りました。
    タミヤ・イタレリのSASコマンドジープのパーツでした。
    ブレンガン本体は別の精密なのを使おうと思ってましたが、折角なのでイタレリのパーツで統一しようと思います。

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