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ローレントーマサイト0.440ct
2019年、マダガスカルで新しく産した宝石で、国内にはコロナ禍の為か、中々出回ることがありません。また、海外のかなり信頼性の高い鑑別機関が、グランディディエライトを、ローレントーマサイトと鑑別し、国内で再鑑別をした際、ローレントーマサイトではないと判断されたこともあるようです。
なお、グランディディエライトとローレントーマサイトは、日独宝石研究所のサイト記載のとおり、前者が硬度7半、後者は6。比重値も屈折率もわずかに前者が高く、結晶系も違うので、識別は簡単とのことです。なぜかの実績も権威もある鑑別機関が誤った結果を出しているのか謎です。
グリーンとイエローの二色性が特徴ですが、グランディディエライトも多色性が特徴の石。こちらのものは多色性があまり確認できず、インクルージョン、クラック、パビリオン部の欠け…等瑕疵をあげたらキリが無いのですが、カットはかなり整っており輝きは中々と思います。
2020年時は、高価で愛好家も中々手が出せないものとなっていますが、コロナ禍が収束し、国内に持ち込まれたとき、値下がりはあるのでしょうか。
鉱物名:ローレントーマサイト
宝石名:ローレントーマサイト
組成: Mg2K(Be2Al)Si12O30
重量:0.440ct
産地: Beravina, Ambaro, Tsaraitso, Betroka, Anosy, Madagascar
鑑別:日独宝石研究所
テッツァライト
2020/10/22ほんとグランデディエライトとそっくりで魅力的な色の石ですよね!
私もさっそく飛びつきたいところでありましたが、ルースにしろ原石にしろ気に入った形状がないので見送り中です。
その点このルースはペアシェイプなので、ティアドロップのような形が色味と良くマッチしていて個人的には好印象な逸品です👍
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shm
2020/10/22ありがとうございますー!やや汚いのですが透明感もあるし、綺麗なんです😅仰る通りでカットも整っていて、シンメトリーばっちりなので、そこはとても気に入ってます。
いつ入ってくるかわからなかったので、とりあえず鑑別が確かなものを入手しておきました_:(´ཀ`」 ∠):
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Peak2
2020/10/23グランディは最近一番話題になったレアストーンですかね?でも、そのストーリーにこんな続きがあるとは知りませんでした。 ところで、昔のグランディ(半透明〜インクル)と最新の透明石は 完全に同じ鉱物なんですかね?浅学なんで、想像しかできません
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shm
2020/10/23はい、含まれる不純物の差はあれど同じ鉱物だったはずです。
グランディディエライトは2016年頃に透明石がマダガスカルで採られるまで半透明なものがほとんどで、今は透明石が席巻していますね。もはや半透明のものの方が見かけない気がします。
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Peak2
2020/10/23なるほど^^ありがとうございます
、
超絶 貴重だった過去のコレクションが
現在では→単なる『劣化版』になってしまったのだとしたら
残念に思う人もいると思いますが
まぁ、この業界のサガともいえるかなー
でも、半透明も色味が生えて
また別の綺麗さがあったりしますよね^^
↓この辺のコメントにも勇気を得て
大事にしておこうとおもいます(笑)
>もはや半透明の方が見かけない
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