ジャンムーカシミールサファイア0.700ct

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過去から宝石として装飾品に用いられてきた、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドにアレキサンドライト、あとジェダイトもでしょうか。その中でも特別的な扱いを受けてきたのがインド側カシミール、ザンスカール山脈クディバレー産のいわゆる「カシミールサファイア」です。

インド側カシミール地域、ザンスカール山脈クディバレー、標高4000m以上あるこの地域からサファイアが採取されたのは19世紀末から20世紀初頭にかけて。

オールドマイン産か知る術はありませんが、インド側カシミールのものであることは、まず間違いありません。

カシミールサファイアの産地同定検査は、GIAだけでは足りません。GIAが多く"Kashmir"と出すサファイアの中には、多くの他産地のものが混じっていますので、ダブルソーティングを取られることをお勧めします。

国内だとサファイアの産地同定が得意な日独宝石研究所での検査をお勧めします。

一度目に焼き付いたら離れない。これがコーンフラワーなのでしょうか。

鉱物名:コランダム

宝石名:サファイア

組成:Al2O3

重量:0.700ct

産地: Kashmir sapphire mines, Pádar, Kishtwar district, Jammu and Kashmir

鑑別:日独宝石研究所, GIA

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