EF62形直流電気機関車54号機

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碓氷峠を越えるために開発された機関車で、車軸の配置が3-3になっているのが特徴。
山岳向けながら、東海道・山陽本線を走行したこともある。

54号機は最後まで残った3両での中の1両で、碓氷峠廃止直前には廃止記念の臨時列車やジョイフルトレイン、旧型客車などの牽引を行った。なお実車は現在も碓氷峠鉄道文化むらに保存されている。

オーナーが亡き祖父から初めてもらった本がなぜかEF62の写真集であり、特に思い入れのある機関車の1両である。
「孫が電車好きだと言って知り合いからもらってきた」(オーナー父談)と言っていたそうだが、幼児に国鉄電機は渋すぎるしなぜ新幹線や特急を選ばなかったのかは疑問である。とはいえ、その本は模型で牽引列車を再現する上で重要な資料となっており、祖父には感謝している。

当区では 14系「スーパーエクスプレスレインボー」の牽引にあたることが多いが、旧型客車や12系高崎車などオールマイティに牽引任務をこなしている。

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