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- アクセルロディクス・ラポカティ(元マウソニア・ラポカティ)最大のシーラカンスあっち行ったりこっちに来たり。
アクセルロディクス・ラポカティ(元マウソニア・ラポカティ)最大のシーラカンスあっち行ったりこっちに来たり。
ボクがスケッチをしたころはマウソニア属のラポカティだった。仕上がったときには(2019年だっけ)学名がアクセルロディクスに吸収され、アクセルロディクス・ラポカティとなった。トロ―ドンの悲劇ここでも、というやつ。
ただ、この種のものとして記載された標本にはマウソニアと、アクセルロディクス両方の標本が含まれているという指摘がある。
この種は体長が、3.8mと巨大であるが、2021年の研究では0.3m縮んでしまった。
この種が属するシーラカンス目は多くの化石種によって存在が知られており、古生代デボン紀に出現して広く世界の水域に栄え、約6550万年前(中生代白亜紀末)の大量絶滅で途絶えたとされていた。
しかし、ご承知のように1938年に発見され、命名されたラティメリア・カルムナエが現在迄生存しています。
発見以来、この種がシーラカンス目を代表しています。
アクセルロディクスの化石は淡水から汽水域に係るものが多く、海水域での生息のデータは明確になっていないと思っています。
かなり深さのある淡水域をゆったりとい泳ぐ姿を想像しました。
日本の著名な博物館にある標本の全身骨格はマウソニア・フラジリスと現生のシーラカンスの骨格を参考にしているそうですが、ボクの絵はタイプ種であるギガスを基本に様々なマウソニアを参考位にしております。ま、あんまりどれも変わらないけど。