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ナイジェリアのがま口 小型の竜脚類
ニジェールサウルス(Nigersaurus)
学名はもろにナイジェリアのトカゲ。白亜紀前期のディプロドクス上科/レバッキサウルス科の変わり者で固有の属を形成する。ディプロドクスやブラキオサウルスのように巨大なサイズではない。10メートル程度の竜脚類では小型。
でもこういう手合いはどっかフツーと違う特徴がある。アマルガサウルスとかバジャダサウルスとかね。思うに体の大きいクラスになるにしたがってフォルムの特徴性はなくなってくる。成体となれば危険なのは頂点捕食者で厚い外皮にはディノニクスとか大型のドロマエオサウルス類の鉤爪も恐らく通らなかっただろうね。
この恐竜のような小型の竜脚理では身を守るのは大きさではなく、マラだの前方まで届くような鞭のようにしなる長い尻尾。そして素早く腹を満たすことができる植物を大量に摂取でき、早く食ったらすたこら退散する。見晴らしの良い平原の豊富な下草を一気に口に芝刈り機のように刈り取りながらも、目はその地平に現れる捕食者を警戒する。口は下を向きがま口のように広がる口にはほぼ一直線に揉んぼ凄い数の櫛状の歯が並ぶ。
少しくらい慌て草刈りの途中で岩とかに当たって折れても大丈夫。サメのようなデンタルバッテリー構造の予備歯が常時500本は待機している。……………で、顔中口のようなごのご面相。
これを進化と言わずして何と呼ぶ?ボクはイヤだけどね。
原画サイズ 4000×2500 解像度300dpi 28.5MB TIF
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