American Classics Amy Beach(ビーチ夫人)の交響曲

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American Classics
AMY BEACH (エイミー・ビーチ)

ピアノ協奏曲嬰ハ短調Op.45(全4楽章)全36:40

 第1楽章 アレグロ モデラート
 第2楽章 スケルツォ:ヴィヴァーチェ(ペルペトールモビレ=無窮動=曲の始終に何度も繰り返す)
 第3楽章 ラルゴ
 第4楽章 アレグロ コン ショルテッツァ(軽快に)

交響曲ホ短調(Gaelic=ゲーリック)Op.32(全4楽章)全42:19

 第1楽章 アレグロ コン フォーコ
 第2楽章 アラ シシリアナ -アレグロ ヴィヴァーチェ-アンダン
 第3楽章 レント コン モルタ エスプレッシオーネ
 第4楽章 アレグロ ディ モルト

交響曲の表題となっているゲーリック(ゲーリック風)とはミセス・ビーチのルーツであるアイルランドのケルト民族の音楽をモチーフとしていることを表している。このCDはアメリカンクラシックと名付けられているが、作曲者のソウルはアイルランドに根差しており、単純明快なアメリカ風の音楽ではない。
この作曲家の音楽もボクは室内楽の方から入った。彼女の生きた時代にアメリカという風土の中で音楽文化的には後ろを振り返っているアメリカの固有のメロディを捜すことは難しいだろうし、この時代に調性音楽を書く、保守的作風を貫くのは室内楽ほど容易ではなかろうと思う。

40分を超える大作。恥ずかしながらずいぶん昔に買ったCDだけど。この交響曲の全曲をちゃんと聴いたのは今回が初めて。
初演はベルリンフィルが行っている。(凄いね。ちなみにビーチ夫人は当時アメリカでは最も優れたピアニストであった。)
感想はLabに上げます。

https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/108

ピアノ協奏曲についても良くも悪くも感想はLabに上げる予定。

ピアニストも、指揮者もナッシュビル交響楽団もすべて初めての一枚。

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