42 パラサウロロフス (Parasaurolophus)上(英語版)下(日本語版)パラ(近い、近縁の)というが、データが少なかったころの体形判断のミス。

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パラサウロロフス (PARASAUROLOPHUS)

鳥盤類/鳥脚類/ハドロサウルス上科/体長:10m/名前の意味(サウロロフスに似たもの)
8,400万~6,500万年前 白亜紀最後期/産出地:カナダ、アメリカ

北アメリカの大型獣脚類。異常に長い円柱状の鶏冠が最大の特長(頭部の形にはカロノサウルスという似たのがいる。)パラサウロロフスの鶏冠の大きさとか形には個体差があったようで、年齢や雌雄の別による違いもあるだろうといわれている。鶏冠の役割については様々な仮説がある。それは様々なところでいろんな人が説明している。でも、一番ユニークな、つまり、サウロロフスと「パラ」を頭に関するほど似通ってはいない決定的な特徴がある。
この恐竜の長い鼻道は鶏冠の中を通って、てっぺんで折り返していて、吸い込んだ空気は口の中を通らない仕組みを持っているということ。
これは我々人間と同じく、モノを食べている最中も呼吸ができたということだ。大量の植物を口に入れ、最大2000本もの歯ですりつぶして一気に嚥下する。そうしながら彼らは息をつかなくて済んだ。金管楽器奏者が音を吹き出しながら鼻で呼吸をするのと同じだね。

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