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Frank Bridge (フランク・ブリッジ) 弦楽四重奏曲第1番・第3番
フランク・ブリッジ(1879-1941)はイギリスのクラシック音楽の過渡期にその才能を開花させた音楽家。グスタフ・ホルストや。ヴォーン・ウィリアムズなどと同じく、当時Sir=ヒューバートパリーと双璧であった、Sir=チャールズ・スタンフォードに師事している。自身は、ベンジャミン・ブリテンを育て、イギリス古典音楽を近代に牽引した重要な音楽家である。
このCDで聴けるのは彼の古典音楽としての弦楽四重奏曲第1番と、彼の近代音楽の入り口に立った1926年の無調で書かれた第3番の2曲。
この2曲はボクがブリッジの室内楽や管弦楽を聴くきっかけになった一枚。
弦楽四重奏曲第1番ホ短調”ボローニャ”
1.アダージオ-アレグロ アパッショナート
2.アダージオ モルト
3.アレグレット グラッツィオーソ~アニマート
4.アレグロ アジタート-アレグロ モデラート-アダージオ モルト
https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/88
弦楽四重奏曲第3番(調性なし)
1.アンダンテ モデラート-アダージオ モルト
2.アンダンテ コン モート
3.アレグロ エネルジーコ
Maggini Quartet
2曲に近似性は聴かれない。調性音楽と無調整だから当たり前だけど。人間が持つ、音楽的才能のマグマの吹き出し方が違ったといった感じ。
第1番に関してはLabのブログで取り上げます。