MINOLTA AF ZOOM 24-50mm f4

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当時の超広角から標準までをカバーする2倍ズームレンズ
複合型非球面レンズを採用により諸収差を良好に補正している
7群7枚、最少絞りF22 、最短撮影距離0.35m
285g
当時の販売価格47,000円

私有の資料から1987年に販売されたレンズと紹介されています
資料やネット情報を確認しても発売に至る詳細な経緯は見当たりません

ネットを検索すると登場時期に言及せず、αショックに絡めて本レンズを紹介するブログ記事が多く、AIに検索させると「α7000登場と同時に発売されたレンズ群に含まれる」と要約されてしまいますが、本レンズは明らかに含まれません

1985年にα7000と同時に登場したレンズは厳選された単焦点6本、ズームレンズ6本の12本
その後、新マウントシステムの拡充を図るため、翌1986年には望遠レンズ、続いて広角、超広角レンズ、28/2、35/2、35/1.4が登場する
この3種のレンズと共に本レンズを紹介している当時の雑誌が確認できます
断定できませんが、本レンズも広角側のズームレンズなので、この広角単焦点レンズ拡充と共に本レンズが登場したものと推測されます

αショックの際にAF化されたレンズはNewMDレンズをAF化されたものが一般的です。
本レンズと同じ焦点距離のレンズに「MD ZOOM 24-50mm f4」がありますが、同レンズは11群13枚、本レンズは7群7枚と大幅にレンズ構成が異なり、重量も100gほど軽量で明らかに軽量コンパクトに特化した作りになっています

本レンズは同時期のAF ZOOM 35-70mm F4と比較されます
同レンズも安価で評価が高いレンズです
当時ミノルタを使用する写真家で本レンズを愛用している方が多く存在します

本レンズは新旧のバージョンが確認できます
また、ヤフオク!を確認すると玉数が多く確認でき、当時の人気が伺えます

https://twitter.com/unknown001z/status/1535030413059493889?t=tccunLvIePbnxqv1xQwR3Q&s=19

https://twitter.com/unknown001z/status/1532269876265463808?t=yMSEYzK1nWBnFByxcc8Plw&s=19

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