第三次発行10銭青色;基本目打のヴァリエーション - Perf. 13x11s? / 3rd Issue 10 sen blue - basic perforations variation ; perf 13x11s?

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第三次発行10銭青色の、シート左下隅の縦3枚ストリップ。このコレクションルームでも紹介した、「右額面銭字の点落ち」印面変種を含むperf. 13x11の例であるが、横目打(perf.13)と縦目打(perf.11)で目打孔の大きさが顕著に異なっている。

画像2枚目は目打部分の拡大と比較図で、比較のために縦目打を90度回転させてある。縦目打(perf.11)の目打孔が横目打(perf. 13)のそれに比べて随分と小さいことがわかる。

画像分析ソフトImageJで測定した目打孔の面積は、
 Perf. 13:0.52 〜 0.57 mm^3、
 Perf. 11 :0.23 〜 0.28 mm^3、
と倍半分程度の差がある。

この一例だけでは断定はできないものの、通常のPerf.11では無く、手彫切手や旧小判切手で用いられた小穴のPerf. 11sと思われる、おもしろいヴァリエーションである。

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