1943 Finland 弓矢の切手

0

これだけどどーんと切手の中央にある弓矢はあまり見ないのですが、図柄はフィンランドのSavo地方の紋章でした。各県の紋章の載った、赤十字への寄付金付きのシリーズです。

2枚目に可愛いく整列しているのはPohjanmaa県の紋章のオコジョです。

ここで思いっきり横道に逸れますが、この動物は紋章学で「アーミン」として良く登場するだけでなく、先日の英国王の戴冠式後にテラスに出て来たチャールズ三世が着ていた、白いローブからプラプラぶら下がっていた黒い飾りが、このオコジョの尻尾だったという、、、。タイムリーなので紹介します。

戴冠式のために何匹のオコジョが犠牲になったの?という抗議の声も聞こえましたが、あのローブはチャールズ二世が着たものを、綺麗に直して再利用したのだ、という釈明も出されたようです。ローブとその毛皮を作っている工房の写真が出て来たので、足します。

発行国:フィンランド
発行時期:2 January 1943
切手タイトル:Red Cross Fund
図案:Coat of Arms: Crossbow from Savo & Ermine from Pohjanmaa
印刷方法:凹版印刷と凸版印刷の赤十字印 intaglio plus letterpress "+"
製作者:engrave: A. Laurén

紋章ワンダーランドも、たくさん切手になっているので、いつか別の階で。。

#切手 #弓矢の切手 #フィンランドの切手 #紋章の切手 #紋章 #フィンランド #arrowonstamp #postagestampfinland #heraldryonstamp #coatofarms #stamp #finland

Default
  • File

    fanta

    2023/05/14 - 編集済み

    紋章も奥が深いですね…
    切手でいくつか持ってるのですが、意味探るトコまでいってません😅

    オコジョがそういうつながりなのですか~
    を知るのも新鮮でっす。

    返信する
    • File

      tomonakaazu

      2023/05/14 - 編集済み

      紋章は、発生が戦場の旗だったようで、ヨーロッパと日本の紋章のみが正式に「heraldry」と呼ばれるのだそうです。切手にも意外とたくさん登場するので、気づくと集まっていますが、『紋章の切手』という本が日本から出ているのには驚きました!(もちろん、ゲットしました、、)

      File
      返信する
    • File

      レLEGOの日記

      2023/05/14

      ヨーロッパには紋章を管理する紋章官と言う仕事があると聞いたことがあります。日本にも家紋を管理する仕事があったら、面白かったかもしれないですね。

      ちなみにうちの家紋を私は知りません😅

      返信する
    • File

      tomonakaazu

      2023/05/14 - 編集済み

      ロンドンのセントポール寺院の近くに、イギリスの紋章院があります。入ったことはないですが。日本は規制されないでも抑制の効いたデザインの家紋が発達したけれど、ヨーロッパは放っておくとえらいこと(要素や飾りを付け足しすぎ!みたいな)になったのではないかと。。ちなみに、わたしも母方の喪服に染め抜かれている紋以外は、家紋を知りません😆

      返信する
    • File

      レLEGOの日記

      2023/05/14 - 編集済み

      公的資格ではなく、公的機関なんですね‼️
      驚き‼️
      って「官」だから、そうか。

      確かに外国の紋章は細かいですよね。「要素足しすぎ、ダメっ!」ありそうです🤣🤣🤣

      返信する
    • File

      fanta

      2023/05/14

      紋章の切手本、
      ちょっとチェックしてみます♪

      早速、表紙に載ってるスペインの…シリーズたっくさん出てますよね😁

      返信する
    • File

      tomonakaazu

      2023/05/15 - 編集済み

      >レLEGPの日記さん
      「要素足しすぎ、ダメっ!」は多くて、戦場でこれは見分けられないでしょ〜、というようなのがたくさん切手になっています(笑。fantaさんがコメントしている、スペインの紋章シリーズのまさにそんな「詰め込みすぎ」切手を、この矢印ルームで紹介しますね♡

      返信する
    • File

      tomonakaazu

      2023/05/15

      >fantaさん
      スペインのシリーズ、40枚を超えているのでは、、?シリーズで欲しい!というfantaさんのような郵趣家には、やりがいのあるターゲットですね。。

      返信する
    • File

      T. S

      2023/10/07

      英国スコットランドだと、キルトのタータンチェックの柄が氏族(クラン)ごとに違って、紋章のように正式に登録されてますよ。
      各連隊のタータンもそれぞれ異なるので、ブラックウォッチ柄だとか、柄を見ればどの連隊なのか分かるようになってます。

      たしか伊勢丹のタータン柄も正式に登録されたはず…。

      返信する
    • File

      レLEGOの日記

      2023/10/09

      タータンチェックが登録制ということを、初めて知りました!!

      世界はひろいですね!!

      返信する
    • File

      tomonakaazu

      2023/10/09

      タータン!
      紋章のような役割をしていたのですね。。。登録されているとは。伊勢丹も参戦!ですかね。

      最近は、いろいろな柄やデザインのキルトを普通に着ているスコットランド人をちらほら見かけます。インディゴのを着ている人を見て、超かっこよかったので、ここに!

      File
      返信する
    • File

      T. S

      2023/10/09

      カップルですね、この人たちw

      返信する
    • File

      tomonakaazu

      2023/10/09

      超クールでした。
      って言うか、イベントそのものがちょっとコスプレ系だったのです。「Classic Car Boot Sale」に集うガールズたち。

      File
      返信する
    • File

      T. S

      2023/10/09

      英国には2001年以来行けてません。行きたい。。。スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿にまた行きたいですー🥃

      返信する
    • File

      tomonakaazu

      2023/10/09 - 編集済み

      スコットランド。久しぶりにわたしも行きたくなりました。

      まだイングランドのビール文化すらまともに把握していませんが、スコットランドのウィスキーの世界は深そうですね、、、。

      ここ10〜20年で、ロンドンの水道水は質がずいぶん向上して、地元のクラフト・ビールが美味しくなったと聞きますが、ウィスキーはもっと以前の水が元になっている訳で、、。

      返信する