- tatsutoy Museum
- 2F Ordovician period
- ハイポストマ(口唇)of Hypodicranotus striatulus
ハイポストマ(口唇)of Hypodicranotus striatulus
三葉虫の裏側(腹側)にある唇の部分の化石です。Remopleuridesと呼ばれる遊泳性三葉虫の仲間ですが、このハイポストマの形状が特徴的でフォーク状です。この標本の見つかった場所はOgden Point Quarryと1959年開業の現役の石灰岩採掘場です。(CRH Canada社、Canada Mississauga Cement Plant、Colborne市)
Trilobites
2021/09/11 - 編集済み体の比率で行ったら、Hypodicranotusほどハイポストマの大きさがある三葉虫は、他にいないですね。遊泳三葉虫ならではの舵取説も言われていますが、生殖活動など色々用途はあったんでしょうね。食事をするには邪魔そうに見えますが、特定の偏食者だった可能性もあるまもしれませんね。この種の完全体は既に諦めていますが、私もハイポストマだけでも欲しいのですが、未だに機会がありません。
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tatsutoy
2021/09/12長いハイポストマの役割は諸説あり研究対象になるとは興味深いです。泳ぐ際のひれの役割をしていたのではないか、と仮説検証を行った椎野勇太先生の研究は面白いですね。
新潟大学椎野研究室 https://y-shiino.wixsite.com/shiino
カナダ、オンタリオ州Verulam層は、現在も採掘可能がサイトがあるので、今後入手チャンスはあると思います。Hypodicranotus本体や、欠けていないハイポストマが見つかると良いですね。
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